僕はあんまり揚げ物は「記事の紹介」や「賄い」以外では作らないし、精力つけたい時しか食べないんですが、ほんとごく稀に食べたくなる時があるんです。それも真夜中に。そもそも深夜スーパーでも売っていませんし(冷凍食品のフライは余り好きじゃないので...)、24hレストランに出かけても一緒にお酒が飲めません(車ですからね)。でも「なんか、ザクっと熱々のものでグイッとやりたい!」わけです。1枚でいいから熱々でクリスピーな魚フライを食べたい思いに応えるべく(誰のですか?)、今回は記事を起こしました。ところでご飯にあうおかずと、お酒にあうつまみってやっぱりちょっと違います。今回取り上げる「魚フライ」もそうで、何が違うかっていうとズバリ「食感」です。ご飯に合うフライはさっくりしていて、中身がふわっとしています。色々な他のおかずにも手が出ますし、何より軽いのでぱくぱく軽快に食べられます。一方、ビールやハイボールに合うフライはザクっとしていて中身の旨味がジュワーって出てきます。それ単品の味を噛み締めながらグイッと飲む感じです。じゃあ、この食感の違いはどうやって出せるのか? 秘密は「卵液を潜らせるか、バッター液を潜らせるか」にあります。卵液だとしっとり柔らかく仕上がりますが、バッター液(薄力粉を水溶きしたもの)だとザクっと仕上がるんです。また、パン粉の目の荒さ加減でも違ってきます。荒いものだとさっくりした口当たり、細かいものだとカリッとした口当たりになります。ということで「バッター液を潜らせた魚を、細かい目のパン粉につけた魚フライ」を作ろうとなるわけです。ただ、深夜の揚げ物ですので体重管理には気をつけてくださいね(汗) たまにだからいいんだよと自分に言い聞かせながら食べる1枚だけの「魚フライ」は背徳の味でした。

深夜に揚げたてザクザクの魚フライ(今回はたら)を頬張る背徳感... たまりません。
男だったらソースをドバッとかけてガッツリ行こうぜ!

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