豚バラとエリンギのチーズ焼き

今ではどこでも見かけるエリンギですが、子供の頃はみたことがなかったなぁと。記憶を辿るんですが、あまり思い出がない。もちろん、食材としては扱ってきたんですがどうも、突然現れたようなキノコのように感じます。イメージ的には子供向けの戦隊ヒーローもので、途中参加するメンバーのような...なんか、しれっとメンバーが増えてる...みたいな。それもそのはず、エリンギはイタリア、フランスといった外国出身。地中海性気候の地域で育つ植物エリンギウム・カンペストレの枯死した根部を培地として自生するキノコなんだそうです。日本では1993年愛知県林業センターで人工栽培が行われ、栽培技術が普及したことで各地に広まったそうです。弾力に富んだ歯応えで、食味がアワビに似ていることから「白アワビ茸」と呼ばれることもあるようです。食用キノコの中でも食物繊維が多く、さつまいもの2倍。100gあたり水溶性食物繊維0.2g、不溶性食物繊維3.2gもあり、整腸作用やコレステロール低下が期待できます。注意事項として、加熱が必須となっており生食だと食中毒を起こす場合があるので、しっかり火入れしていきましょうね。というわけで、今回はこの途中から現れたヒーローエリンギを調理していきます。豚バラの油を使ってエリンギに絡め、チーズで仕上げています。