キューピーさんが公式サイトで「梅マヨネーズのおにぎり」を紹介していました。酸味が抑えられ、コクも出て食べやすくなるとのこと。早速検証なんですが、うん、いいねこれ、でした。で、それをここでそのまま紹介するなら、意味ないわけです。抑えられた梅の酸味と強いマヨネーズのコク... ?

「なんか、違うんだよな。何だろう?」

やっぱり、今月のiketchは冴えてます(自分で言わない)。

「米の旨みだ」

キューピーさん、ごめんなさい、レシピいじりますよ。早速、調理スタート。マヨネーズによって抑えられた潰し梅はご飯の中で大きく主張できません。マヨネーズに完全に押さえ込まれてます。梅感はあります。でも、ご飯と絡まない。じゃ、ご飯に仕掛けすんべ、となったんです。そう、今月大活躍の「玉露園梅こんぶ茶」出撃です! これ混ぜ込んでご飯を炊けばいいんじゃないかという仮説に至りました。結果...

ご飯を助けるのは昆布の旨みとしらす。梅を助けるのは梅こんぶ茶の梅感。これで、マヨネーズという強敵に戦いを挑みます。逆に考えると、マヨネーズって大御所ですよね!

「ですよね。」

お徳用梅こんぶ茶で炊いたご飯の旨みと優しすぎるくらいの酸味が、口内に広がります。それをアシストするのは優しい塩味と旨みのしらす。どんな梅料理か期待は膨らみます。そして、マヨネーズで優しくコーティングされた梅が静かに主張し始めます。今回は大御所マヨネーズも梅の活躍を見守ってくれてる感じです。もちろん、マヨネーズもきっちり仕事してます、そこはさすがです! 

ご飯から香る梅感に抵抗がある方は海苔を巻いてみて! 美味い日本の宝物、梅を喰わずして和食語るなかれ!

「いいんじゃないか、これ、ネオ和食だな」

結論です。子供の頃、啄みながら味を知った梅。今はマヨネーズという日本のエースにして、ベテランがいます。思い切り梅をマヨネーズに委ねてみてください。食べ終わった後に残る余韻も心地いい。うん、勝ってる、マヨネーズに梅感が勝ってる、でも、ほのかな酸味。きっちり主役務めたな梅! いい仕事したなマヨネーズ! ナイスアシストしらす! と思いました。ぜひ作って食べてみてください。そして、梅のおいしさを知ってください。これが日本の新しい「梅おにぎり」です!

未知なる可能性を秘めた梅マヨネーズ。これは検証しがいがありますよ〜

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