名古屋生まれの九州人、故郷は埼玉、iketchです(忙しい男だな)。名古屋も宮崎も「鶏肉」食べるんですよね。おそらくDNAに鶏肉の記憶が刻み込まれてると思うんですよ(ホントかよ)。

串打ちしない焼き鳥って、意外に難しいんですが何事もチャレンジチャレンジ!

豚肉は当然好きですよ。まめに作る肉汁うどんも具材はネギと豚肉ですから。でもね、何かが語りかけてくるんですよ「にわとりば食わんね...  (にわとりを食べませんか?)」と(多分、じいちゃんだよ... )。日々鶏肉と向き合い、一日中焼き続け、晩酌は「鶏肉」とか言ったら「何の呪いだよ」と友人に言われそうですが、iketchは無類の「鶏肉好き」ですから問題なしです(良かったな)。とは言っても

「こだわりってのがあるんよ」

パサパサの鶏肉、真っ黒こげの鶏肉、許せません。旨い鶏肉しか食べたくないわけです。そこで今回紹介する「鶏もも肉と白ネギの焼き鳥風」なんですが、一応専門でやってる焼き鳥のテイストを家で可能な限り再現できないかと過去ブログを見つめ直し色々挑戦したんです。で、思ったのは「やはり、難しいな」でした。

フライパンで焼くだけじゃん」

「それをソテーって言うんだぜ」

iketch半ギレです。ソテーはグリルじゃない。焼き鳥は遠赤外線で余分な水分や脂分を落としながら外をパリッと中をジューシーに仕上げる調理です。一方、鶏肉のソテーは油を使い、焼いたり炒めたりしながら調理してます。仕上がりが全然違います。パリッとカリッとしていません。どちらかというと外も中もしっとりした感じです。それが美味しい調理法です。余談ですがローストは蒸し焼きで調理するためもっとしっとり仕上がる調理方法です。クリスマスのローストチキンがそれです。今回こだわったのは最近「iketch特製焼き鳥だれ」のレシピで解説した「調理法」の方です。(荒れてますが、ここら辺の調理方法の区別、調理師候補生の方は知っといてくださいね!)

やっぱね、鶏肉の脂をキッチンペーパーに吸わせないとダメです。パリッとしません。そもそも出てきた脂で焼いちゃダメなんです(焼き鳥の場合)。じゃあってんで蒸発するまで待ってると鶏肉は硬くてパサパサになるし、ネギは黒焦げです。そもそも遠赤外線調理を「フライパン」でやるってのが間違ってるんだとプロには言われます(僕もそう思います)。

濃い狐色になっているのがフライパン焼きの証。黒っぽくなって焦げている部分はトーチバーナーで炙った部分です。

「家で作った焼き鳥を食いたいんだよ(怒)」

まあまあ... 落ち着いてください。串打ちだって面倒ですよね? 雰囲気の問題はありますが、いっそ鶏もも肉と筒ネギを一緒に炒めちゃえばいいんですよ。ただし、菜箸の先にキッチンペーパーを挟んで。炒めている最中に出てくる脂と水分はやはり曲者です。それを除去しながら焼き上げると写真のようになります。もちろん鶏肉とネギをフライパンで満遍なく焼き上げてくださいね。それにいつものiketch焼き鳥だれを絡めて、少し煮詰めただけです。「まぁ、味と食感は似せられるな」というのが感想。今回この方法で調理してます。もう一つのポイントとしては、鶏肉を焼く前に600w30秒くらいでレンジアップし軽く水分を抜き、火入れすると良いです。今回はそうしてます。近くに美味しい焼き鳥屋さんがない方だっていらっしゃると思います。わからないことや疑問があればぜひコメントくださいね。ではまた!

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