やっと、うまくいきました(祝)。①海老カツ、美味しいですよね。②海老カツ、ぷりぷりですよね。③海老カツ、サクサクですよね。やっぱりこの要素が実現してないと、ダメだと気づき材料、手順に見直しをかけました。①に関して、まず見た目。綺麗にまとまってないと美味しそうに見えない。ここはバッター液は変えず、海老カツ具材を入れて混ぜ込むことでクリアしました。その為、えびにはんぺん(魚肉すり身)をミックスし、手でまとめられる硬さに調整しました(ハンバーグのタネと同じ理屈です)。あと、えびの臭い消しと具材をまとめやすくするために酒大1を追加しました。②に関して、二つのハードルがありました。えびはミンチにしすぎると食感が悪い(えびのぷりぷりした、食感がなくなる)ということと、ラジエントヒーターなので一定時間で電源が落ちてしまうということでした。はんぺんもちぎって加えていますので、どうやってもえびらしさが出ない。そこでバナメイ海老は1センチ幅のカットにし食感をできるだけ残すようにしました。ラジエントヒーター...こいつが強敵なんだよな。こちらもやはりハンバーグのタネの手法で、1センチ厚にしました。写真でもわかるように、それでも結構膨らみますね、これでクリアです。③に関して、面倒ですが20センチのフライパンでは最高3つずつかな、と思います。温度が下がるのでこれ以上はやめた方がいいと判断。前回は4個同時だったんですよね。それでヒーターが一度落ちてしまって。今回は2個づつあげました。家庭での熱源がガスや、IHなら問題ないはずです。1回温度が下がると、サクサク感は減少します。できるだけ一定の高温で揚げるのがベストです。前回の反省が生かせてよかったです。加熱操作、今回は乾式加熱(焼く、炒める、揚げるという加熱の仕方)による調理なんですが、家庭ごとの火力の差がやはり出ますね。フライものは180℃で2〜3分、カツが180℃で3〜4分、コロッケが190〜200℃で1〜1分30秒と定義されてるんですが、あくまで業務上のこと。十分な火力と油量がないなら、裏表の揚げ焼きでやればいけるということがわかりました。こんな海老カツが作れたら、お母さんお父さん、お子さんの評価爆上がりですよ!
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美味しさアップ! プリサク「海老カツ」ver.2
むき海老中サイズ120g(4枚分)、はんぺん1pc、酒大1、塩胡椒少々、衣(卵1個、水大1、小麦粉大5)、パン粉適量、タルタルソース(ゆで卵1個、玉ねぎ1/2、らっきょう5個、マヨネーズ大5)、パセポン適量
1:エビは背わたを抜いて水洗いし1センチ幅にカット、はんぺんは手で握りつぶし酒大1と海老に練り込み塩胡椒を軽くふる。タルタルソースは材料を全て微塵切りにしまぜおく。
2:具材は全て衣液と絡め、ピンポン球くらいのだんごにしパン粉でコーティングする。コーティングした海老カツは手のひらで抑え1.5ミリ厚にし油温180℃の油で揚げる。片面1分30秒
3:揚げたカツはよく油きりし、30秒くらいおく。器にキャベツの千切り(今回はちぎりレタス)などをおき海老カツを並べ、ソースを添えると完成