新専門学生、新大学生、新社会人、おめでとうございます。そして、日々ご苦労様です。どうですか、新しい環境は? 色々なものが目まぐるしく変わったのではないかと思います。大切なのはその中で、揺らがない何かを持つことなんだと今になって思います。劇的に変わったのは食生活です。もう、親が作ってくれない。一人暮らしだと否応なしに自炊するしかない。今と違って、当時のスーパーの惣菜とかは、きんぴらとか揚げ物とかありきたりの物しかありませんし、僕の学生時代にはネットの情報すらもまともにありませんでした。動画もなかったし。当然、まともな食べ物といえば学食くらいで、あとはジャンクフードか、食べないかの2択でした。半年で栄養失調になり、救急車で病院に運ばれました。バイト先の方々が駆けつけてくれて、心配、ご迷惑をおかけしました。僕の新生活デビューは正直、失敗だったわけです。「食べることって簡単に考えていたけど、実は一番大切なことなんじゃないか?」と心底痛感しました。きっと、そういう実体験が、今のiketchを作ってくれたんだと思います。食べることは生きること。生きていこうと思うこと。そんな経緯も踏まえ、期待のルーキーたちにお袋の味ならぬ親父の味を伝授です。フレッシャーズ応援企画!! 過去記事から何度も登場している「にら醤油」、まず、毛嫌いせずに作ってみてください。材料費も、テクニックも要りません。卵かけご飯に乗っけるだけでもパワーとスタミナをくれるはずです。今回から何回かにわたり「にら醤油」活用のレシピを紹介します。僕も30過ぎてからですが、こういう「自分だけの料理」にずいぶん助けられました。何より「これが作れる自分、これを食べてる自分、美味しいと感じている自分」に自信と勇気をもらいました。大した料理じゃないです。でも、ただのもやし炒めや、鍋、そのまま食べるだけの豆腐が明らかにクオリティアップします。自前の一品、持っときましょう。カップ麺だけの食生活になっちゃだめですよ!

よし、ご飯ドンドンおかわりしていこ! しっかり食べてパワーチャージだ!(キムチ鍋は過去色々やっていますので、通常バージョンはブログ内で検索)

にらってどんな野菜?

にらは、ネギ属に属する多年草。中国原産で欧米では栽培されておらず東洋を代表する野菜です。一年中安定して出回りますが、旬は冬~春で、1月~5月が一番多く販売されます。 鮮度の見分け方としては、葉にツヤがありみずみずしい緑色のもの、葉先までまっすぐ伸びているもの、葉の幅が広く肉厚なものなどがあげらます。にらに含まれるアリシンには、強い殺菌作用があります。 胃潰瘍や胃がんの原因となるピロリ菌をはじめ、ウイルス・細菌から体を守ります。 また、にらに多く含まれるβ-カロテンは、体内でビタミンAに変換されます。 ビタミンAは粘膜や皮膚を強化して、病原菌を寄せ付けないバリア機能の働きをします。にら醤油では生のにらを使いますが、食べ過ぎは禁物。「生」で食べすぎると胃腸内に存在する善玉菌である腸内細菌類をも殺してしまい、胃腸障害を引き起こす危険性があります。キムチ鍋や、野菜炒めなど加熱調理に積極的に使うか、卵かけご飯や冷菜のトッピングとして使うときは少量の摂取を心がけましょうね。

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