1年を通じて店頭に並ぶアスパラガス。1〜2月はメキシコ産、3〜4月は九州産、5〜7月は長野・福島・北海道産、9〜12月はオーストラリア・タイ産などが旬のようです。グリーンとホワイトの種類があって、光に当たるように生育させたのがグリーン、当たらないように生育させたのがホワイトです。種を撒いてから収穫できるまでに3年もかかるそうですが、その分蓄積された栄養素は豊富でお馴染みのβカロテン、ビタミンB1、B2、葉酸、アミノ酸の一種アスパラギンを含みます。また、B1、B2、には及ばないもののビタミンC、Eも摂取可能なため、万能野菜とも言われています。アスパラギンは有害なアンモニアを体外に排出したり、中枢神経を保護する働きがあって、新陳代謝を促しタンパク質の合成を高め疲労回復、滋養強壮に働きます。...と、まぁ優等生すぎる感があるアスパラガスなんですが、これに加えて美味しいとあれば食べない理由がないですよね。サラダ、炒め物、網焼き、グラタン、和えもの、揚げ物、スープに味噌汁と使える範囲が半端ない。何から紹介して良いやら逆に困ってしまうくらいです。今日はヘルシーお肉の筆頭格、鶏胸肉とダブル主演でいきます。その前に、アスパラ選びのコツを教えますね。「太くてまっすぐ、(穂)先硬く、緑が濃くてツヤッツヤ!」で覚えときましょう。これ選べば間違い無いです。後、下処理ですが、根本の硬い部分を包丁で落として、下からピーラーなどで軽く皮を剥いておくと繊維がほぐれやすく口当たりが良いです。茹でるときは根元30秒、沈めてプラス30秒ぐらいを目安に鮮やかな緑色になっていればOKです。お待たせしました、いってみましょう!
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アスパラと鶏胸肉のあっさり炒め
アスパラ4本、鶏胸肉1/2枚、下味用(酒大1/2、塩ひとつまみ)、片栗粉大1、サラダ油大1、酒大1、塩少々、コンソメひとつまみ、粗挽き胡椒少々
1:アスパラは根元をカットし、ピーラーで軽く皮を剥き3センチ幅にカットする
2:鶏肉は皮があれば除いて、一口大にカットする。厚みがある場合は包丁などで叩くなどして薄くする
3:ポリ袋に下味調味料と鶏肉を入れ揉み込み、片栗粉を絡める
4:フライパンにサラダ油をひき、鶏肉を弱火で焼く。中まで火が通ったら一旦皿に逃がす
5:アスパラをフライパンに入れ、酒、塩、コンソメを加え強火で1分ほど炒める
6:鶏肉を戻して炒め合わせ器にもり、粗挽き胡椒を軽くふって完成