僕の場合、白菜とか大根って全部使い切れる便利な食材です。なので、ネットで「大量消費」みたいなタグの付いている料理って作りません。でも、ちょっと残ってしまうことはままあります。そんな時、便利なのが「白菜とツナの和物」でも登場したツナの油漬け「シーチキン(はごろもフーズさん)」です。これの立ち位置ってなんなんでしょう? 和食にも洋食にも寄せられる柔軟性、油まで使える合理性、手軽な値段と3拍子揃ってますよね。ツナサラダ以降登場してなかったのは「誰でも料理に持ち込みやすい食材」だったからです。まぁ、あえて紹介する必要もないのかな... と。でも、全てが上級者ばかりじゃないですよね。また、上級者の方でも「あ、こんなんあったんだ」と思っていただければちょっとは紹介する意味もあるのでは、と考え直しました。そこでの「シーチキン」です。「シーチキン」はそのまま食べると言うより「別食材の美味しさを引き出す」のが上手な食材です。「なるほど、助演優秀賞者ってことか」。だったら、この時期というとぶり大根なんですが、冷凍庫の都合上量が買えませんから、良さげな大根もあるしと「ツナ大根」でいってみましょうとなったわけです(説明が長い)。ぶり大根に負けないくらいいい味出ますよ(しかもお安いし!)。酒の肴でも、もう一品にもぜひどうぞ!

ポイントは、大根をしっかり柔らかくなるまで煮込んで、水切りした上で煮込むこと。これができれば成功は約束されたようなものです。

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