そんな大袈裟なものではないんですが、自宅で美味しいもつ煮を食べたくありませんか? なんだかんだでよく出るオーダーでしたね。もっとも、レトルトパウチを湯煎しとくだけだったんですが、やはり市販品で「これは」というのに出会えません。ただ、味は悪くなかったかなと思い、いろいろ検証してみて「近いな...」に仕上げました。コンセプトはまず、ベーシックなものであるということ。辛いとか、特別な作り方してるとかは無しにしました。辛味噌使うだの、仕上げは七味だのはアレンジとして除外です。次にもつの臭みをしっかり消すということ。今回残念ですが、すぐにはできません。のべ1時間30分くらいかかりますが、味は間違い無いです。ところで、もつはなかなか新鮮なものが手に入りにくいです。また、手に入ったらすぐに仕込んだ方が失敗が少ないのも事実ですが、なかなかそううまくは入手できませんよね。そこで3度ゆでという手法を使います。このやり方なら生肉コーナーに並んだパックのもつでも臭みはないです。最後は頑張って時短することです。もつを茹でている間に、ベースの味噌や、火の通りにくい大根やニンジンの火入れまでやってしまいます。もっというと、今煮込んでいる最中にこの記事を書いています。4〜5人前ですのでちょっと一人だと多いのですが、減らすとまず美味しくないです。冷凍して保存が効きますから4等分くらいに分けてフリーザーバッグで閉まっときましょう(僕はそうしてます)だしを引くのも、煮込みを作るのも最低量が大切です。後、ポイントは「出来たら、一旦しっかり冷ましましょう」です。煮込みの基本は冷める過程で味が入ります。キチンとできたら、誰かに自慢したくなる味ですよ。好きな味噌を使って、今回は使いませんでしたがごぼうや、玉ねぎ、長ネギなんかもいいですね。もつ煮定食でも、ビールでも、日本酒でも、チューハイでもお好きなようにお召し上がりください。さぁ、いってみましょう!
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居酒屋の「もつ煮」
豚もつ300〜500g、大根1/3本、ニンジン1/2本、こんにゃく1/2pc、炒め用ベース(ごま油大1、ニンニクチューブ4センチ、しょうがチューブ4センチ、長ネギ10センチ分微塵切り)、水1000〜1200cc、味噌ベース(味噌80g〜120g、酒大1、みりん大1、醤油大1と1/2、和風だしの素少1)、小口切りネギ必要分、豆腐一口大必要分
1:鍋にお湯1Lを2つ(できるなら3つ)用意する。5分ゆがくごとに1度ザルに開け流水で洗い別の鍋でゆがく。3回で15分かかる
※鍋は茹でた後また使う場合は一度洗ってから使うこと。(匂いがうつるため)洗っている間に別の鍋が沸騰しているのがベター。同一の鍋で15分やらないこと。匂いが戻ります
2:1の作業中に大根、ニンジンを銀杏切りにし耐熱容器に入れ、レンジで600w3分で温める
3:フライパンに材料を入れ焦がさないよう、香りがたつまで弱火で炒める
4:レンジアップした大根、ニンジン→薄切りにしたこんにゃく→もつの順で加え炒め合わせる。大根がうっすら透明になってきたところで水を入れ30分煮込む
5:煮汁が2割くらい減ったら、味噌ベースを入れ目安40分ほど煮込む。
6:味噌が鍋半分量くらいになっているのが出来上がりの目安。それに合わせて豆腐を投入する
7:器に盛り付け、白髪葱などをトッピングして完成