先日、作った牛肉とトマトと玉ねぎの煮込みですが、これ、煮込み料理のベースに使えないかな... と、ふと思いました。どうする? いやカレーでしょ、もうこれ一択だ。じっくり煮込んでますから旨味のベースはばっちりです。こいつを柱にして残りの牛肉を加え、巷で噂の北本トマトカレーを作っていきます。北本市は、埼玉県の中東部に位置する市。 人口は約6万5千人。江戸幕府による宿駅整備以前の1602年までは中山道の宿場、鴻巣宿があったことが地名の由来です。ところで住宅情報誌『SUUMO』が2020年10月に発表した「災害に強い街」ランキングで、北本市は1都3県の184市区のうち3位だったそう(ちなみに1位は所沢でした)。北本市が大宮台地にあり、地盤が固く標高が比較的高いことが要因とのこと。さて、北本といえばトマト。北本市の特産品「北本トマト」のブランド化を図るために生まれたとまちゃんを埼玉にいる人ならどこぞでみたことがあるはず。真っ赤なほっぺにつぶらな瞳が特徴的なとまちゃんが北本の町おこしを盛り上げています。さて、そのとまちゃんの思いに応えるべく、iketchが「北本風トマトカレー」を作っていきます。まず、先日作った煮込みに水を少し加えて弱火でさらに煮込んでいきます。いわゆる、チャツネを作ります。水で煮出す際はローリエを加え牛肉の臭みを取ります。あとは、普通に作っていくんですが、もういっちょ「追いカレー」をしていきます。今回は市販のカレールウに、S&Bの赤缶(カレーパウダー)を乗せて味に奥行きを出します(なんかこだわってるな〜)。バッチリ! トマトのフレッシュ感、カレーの奥行きと程良い辛さ、臭みのない牛肉の旨味... 出せましたよ、うまくいきました! 北本トマトカレーが美味しいのか、iketchの技術力で美味しいのか... 北本トマトカレーでしたね、すいませんでした(汗)。

トマトの持つグルタミン酸ってほんとすごいですよね(汗)。ばっちり濃い旨みが出ます。なので、それに負けないようにカレーの旨味を2段重ねにしました。
細かいところだと、ローリエで肉の臭みをとること。トマトとカレーの香りを最大限活かすための一工夫です!

チャツネって何?

チャツネとは、インド料理には欠かせない、ソースまたはペースト状の調味料です。 見た目にはジャムのようだったりとろりとした固めのソースのようです。 別名チャトニとも言います。 チャツネは、野菜や果物に香辛料を加えて漬けたり、煮込んだりして作ります。今回は牛肉とトマト玉ねぎの煮込みに50mlほど水を加え弱火でじっくりペースト状にしていきました(具材の食感を無くさない程度です)。

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