「カツレツ? あ、あれだろとんかつみたいなやつ!」 「違います...」 「カツレツ」と呼ばれている料理は本来、仔牛の薄切り肉にパン粉をまぶし、多めの油で揚げ焼きにした料理です。 カツレツという名前はもともと、フランスの「côtelette(コートレット)」が由来で、仔牛や羊、豚などの骨付き肉のことを指しますが、パン粉をつけて調理したものも同様にコートレットと呼んでいるようです。côtelette、日本人にはちょっと難しい発音です。「カツレツ」と聞こえたことから「カツレツ」になったんだとか。余談ですけど、こういうの多いですよね「ミニアチャー」を「ミニチュア」と言ったり「シミュレーション」を「シュミレーション」と言ったり... あるあるです。ということなので「カツレツ」は日本の料理の一つであると認識していいみたいですね。さてさて、ミラノ風カツレツはというと、イタリアのミラノ発祥の料理で、仔牛の肉を叩いて薄くのばし、粉チーズを加えたパン粉をまぶし揚げ焼きにした料理だったんです。よかった〜 これなら洋食だ! 粉チーズのコクがプラスされ、シュニッツェル(こいつについてはまたいずれの機会に)とは違った味わいを楽しめる料理です。ミラノ風コートレットってことみたいですね。日本では豚肉をよく使いますのでそれを使ってお店で出てくるような「ミラノ風カツレツ」いってみましょうか!
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