「カツレツ? あ、あれだろとんかつみたいなやつ!」 「違います...」 「カツレツ」と呼ばれている料理は本来、仔牛の薄切り肉にパン粉をまぶし、多めの油で揚げ焼きにした料理です。 カツレツという名前はもともと、フランスの「côtelette(コートレット)」が由来で、仔牛や羊、豚などの骨付き肉のことを指しますが、パン粉をつけて調理したものも同様にコートレットと呼んでいるようです。côtelette、日本人にはちょっと難しい発音です。「カツレツ」と聞こえたことから「カツレツ」になったんだとか。余談ですけど、こういうの多いですよね「ミニアチャー」を「ミニチュア」と言ったり「シミュレーション」を「シュミレーション」と言ったり... あるあるです。ということなので「カツレツ」は日本の料理の一つであると認識していいみたいですね。さてさて、ミラノ風カツレツはというと、イタリアのミラノ発祥の料理で、仔牛の肉を叩いて薄くのばし、粉チーズを加えたパン粉をまぶし揚げ焼きにした料理だったんです。よかった〜 これなら洋食だ! 粉チーズのコクがプラスされ、シュニッツェル(こいつについてはまたいずれの機会に)とは違った味わいを楽しめる料理です。ミラノ風コートレットってことみたいですね。日本では豚肉をよく使いますのでそれを使ってお店で出てくるような「ミラノ風カツレツ」いってみましょうか!
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ミラノ風カツレツ
豚ロース肉 1枚(150g)、パン粉カップ1、粉チーズ大2、溶き卵1コ分、ベビーリーフ適量、レモン (輪切り)1枚、プチトマト2個、塩小1/2、こしょう少々、小麦粉適量、オリーブ油揚げ焼き分
1:豚肉は周りの脂肪が多い場合は切り落とす。ラップ2枚ではさみ、包丁の柄でたたいて薄くのばす。面積の1.5倍、厚さ半分を目安にする
2:バットにのパン粉を入れ、手でもんで細かくする。粉チーズを加えて混ぜる(チーズパン粉)
3:豚肉はラップを外し、両面に塩、こしょうをふる。1枚ずつ小麦粉をまぶし、軽くはたいて薄くつけ、溶き卵をからめる
4:チーズパン粉にのせて上にもたっぷりとかけ、押さえてなじませる。余分なパン粉を落とす
5:フライパンにオリーブ油を注いで中火で熱し、パン粉少々を落としてジュッと音がするくらいに温まったら、カツレツを静かに入れる
6:弱めの中火にし、6~7分間揚げ焼きにする。途中、きつね色になったら返し、油をすくってかけながら、カリッと焼き上げる
7:器に盛り、ベビーリーフとレモンを添え、完成