みなさんシチューって日々の献立にどう取り入れていますか? シチューライス論争なんてのが何年か前にありましたが、ご飯が合うとか合わないとか。他はどうでしょうか。よく聞くのは酒は何が合うかとか、飲み物か食べ物かとか、かな。で、僕はどう捉えているかというと「煮込み料理」の立ち位置です。昔、「孤独のグルメ(シーズン1、豊島区駒込「和食亭」、煮魚定食)」の話でお通し代わりに出されるシチューに驚く五郎ちゃんが印象的でした。なんか居酒屋みたいな店内でお通し(先付け?)に出されて「酒飲みはどう合わせるんだろう」と困惑していました。主人公の五郎ちゃんは、お酒飲めないんです。僕は「やっぱりね!」と、とても嬉しかったんですよ。シチューって濃い酒、コクのある酒に絶対合うよねって思ってましたから。わかってるお店だなぁと。まぁ、赤ワインとか白ワインの重たいやつ、ウィスキー、ブランデーなんかが合うのはなんとなくですが、純米酒とか、発酵レモンサワーみたいなやつとか、重めのビール(ラガーとか、黒ラベル)が断然合います。煮込み料理ですから。日本のもつ煮込み、牛すじ煮込み、あら煮とかの立ち位置で考えてもらうといいと思います。イメージ的には「たっぷりの具材で煮込んだシチューをメイン」にして「少量のパンや茶碗に軽いご飯」なんか準備して食べるのが正義。合わせるなら「軽めのサラダ、プレーンオムレツ」なんかで、お酒は「コクと重さを持ち合わせた酒(上記参照)」がいいかと思います。秋になると「麦芽増量の発泡酒」が店頭に並びますよね。それらと「野菜たっぷりクリームシチュー」を合わせるのが秋の贅沢。ほら、シチューの立ち位置が変わりませんか?

肉は挽肉で旨味が全体に行き渡るようにして、軸はニンジン、ジャガイモ、玉ねぎ。今回はたっぷりのコーンを食べるシチューです。
今回はサブウェイ風のサンドイッチを添えてみました。ね、夕食でいけそうでしょ?

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