店でツナサラダを作っていて、常に感じていたのは「なんでツナが美味しくないんだろう?」でした。オイル漬けを使っていたんですが、とにかくくどい。20代の頃の僕が、くどいと思ったくらいですから相当です。ギトギトしているツナをレタスや千切りキャベツで中和して食べるような、そんな感じ。まぁ、チェーン店ですから勝手なことはできないし(味を変えるとか)、しかもドレッシングもオイルタイプの醤油味だから尚更です。でも、値段もお手頃でよく出ていたんですよね。サラダが「ツナサラダ」、「大根サラダ」、「季節ごとの変わり種サラダ」と3種類のラインナップで、ベーシックな感じが選びやすかったのかなぁ、と推測の域を出ませんが人気商品でした。あれから、コンビニも含めて色々なツナサラダを食べてきたのですが、やはりノンオイルだとパサついて美味しくない。サラダの部分(キャベツとかレタスとか、ベビーリーフなど)は置いといて、ツナをなんとかしようと思いました。それで考えたのがツナマヨです。サンドイッチのフィリングでお馴染みのあれですね。ただし、ポイントはパンに合う、ではなくてサラダに合うようにしなければいけないということ。ドレッシングをかけることを前提にするとギトギトはなしです。そこでレトルトパウチシーチキンの水煮タイプ、量も適切で良い感じです(缶だと少し量が多いです)。それだけで作っても良いのですが、もう一仕事、玉ねぎスライスを加えてみます。玉ねぎスライスは胡麻ドレの様なトロッとしたのは味が絡むんですが、和風玉ねぎのようなサラッとしたのは弾いてしまいます。これを先にツナと和えておくことで、サラダに一体感を出してみました。よし、これなら美味しい! 20年ぶりにリニューアルした「ツナサラダ」、自信作です。いってみましょう!

ポイントはツナの水煮を使ってマヨネーズと和えること。パウチのシーチキンとマヨネーズ大さじ1、醤油小さじ1、玉ねぎスライス1/4個分で味がきれいにまとまります。

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