基本の「き」シリーズも色々やってきましたが、簡単で難しい「豚の角煮」を作ります。簡単というのは、材料が少ないということ。加工も容易いので迷うことがありません。難しいのは時間がかかるということと、ポイントごとの調理操作が億劫だということです。基本の「き」シリーズでよく言っていますが大根オンリーとか、豚肉オンリーというのは他の具材でなんとかするという手が使えません。「硬過ぎた」「柔らか過ぎた」「煮崩れた」「味付けが薄い(濃い)」をリカバーするのが難しいんです。ですので、これからポイントをあげていきますので、必ずそれを守って作ってみてください。「2時間かかるものは2時間かかる料理」なんだということを「豚の角煮」は教えてくれます。ポイント①は「タイマーを買う、使用する」です。無い方はスマホタイマーでも100均タイマーでも構いませんので必ず用意をお願いします。ポイント②は「臭みをとる、柔らかさを確認する食材、道具を準備する」です。ねぎの頭(緑色の部分)、生の生姜スライス(チューブではいけません)、米(もしくは米のとぎ汁)、竹串(内部の様子を知るための道具)、落とし蓋(アルミホイルでOKです)、キッチンペーパー(豚肉を焼くときの油吸い)といった食材や道具は、必ず手元に置いてください。ポイント③「タイマーの合図ごとにすべき操作を行う」です。例えば40分煮込む場合、10分→ひっくり返す→10分→ひっくり返す→10分→ひっくり返す→10分のタイマーがなって終了というようにアラームごとにすべき操作を割り振る練習をしてみてください。慣れてくると自分がどんなことをした時に10分くらい経過しているか、が把握できるようになります。僕は動画を見たりしながらコントロールしています。で、完成したのが下記の「豚の角煮」です。久しぶりにロースの安いのが手に入ったので作ってみたのですが、バッチリです。頑張った成果がきちんと現れる料理ですので、是非、挑戦してみてください!

しっかり焼き付ける、茹でる時アクとりをきちんとする、時間通り煮込む。当たり前の手順をレシピ通りの分量で行いましょう。これがポイントです。
時間がかかっても、当たり前にやることを貫いた時、この答えが待っています。
チェックリストを作ってみました。よろしかったら参考までに!

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