もともとナスとお肉って相性がいいです。なすの肉味噌、麻婆茄子、ナスの肉巻きなど、まだ紹介していない料理もたくさん。和食、洋食、中華、イタリアン... お肉と絡めたナス料理ってどれも美味しい。ナスが肉の旨みや油なんかをしっかり受け止めてくれるから、簡単にご馳走が出来上がります。今日はトロリとしたナスに自家製のミートソースを絡め、熱々のチーズで仕上げた「ナスのミートグラタン風」をご紹介します。なぜ「〜風」なのかというと本来、グラタンなのでオーブンにキャセロール、インで作るんですが、引っ越しのさなかオーブントースターが壊れてしまい(泣)、もどきの仕上がりになってしまいました。でも、スキレットにトーチバーナーでいい仕上がりになったのでこれは、これでいいかなと(結果オーライ)。当然、スキレットでやる手順になっていますのでご了承ください。もう一つはいよいよミートソースの完食になります。今回も長かった。まぁ、カレーと違って全然違うものにアレンジ効くのでそれほど苦ではないのですが、もっと少ないひき肉量で適量に、おいしく作れないか課題が残ります。そのミートソースですが、市販品ならグラタン用のものを買うことをお勧めします。というのも、パスタ用のミートソースって味が絡みにくいんです。ナスは肉の旨みや油はよく吸ってくれるんですが、ソースは弾くんですよね。だから、ミートソースよりトマトソースベースにしてソースを絡みやすくする必要性があります。その手間を考えるなら、最初から専用のソースを使った方がいいです。今回はパサついたミートソースを赤ワインとケチャップで伸ばしつつ、トロリ仕上がるチーズとカリッと仕上がるチーズを使い分けて調理しました。もちろん、ナスも下処理をしてあります。他のソースなんかにも言えることなんですけど、自分で作ったソースは特性を把握しやすいです。自分がどう味付けたか、仕上げたかを知っていればもっとアレンジできますし、料理のバリエも広がります。ミートソースのとりあえず、最終回。ナスとチーズで華やかに飾ってもらいましょう!

オーブンなし、スキレットとトーチバーナーでここまでいけます!
ナスはサラダ油大3で炒めた後、調整ミートソース、とろけるチーズ、パルメザン、粗挽き胡椒、パセポンの順番で重ねていってます。

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