なんか様子がおかしいですが、軽く流してください。江戸時代に食べられていたという、八杯豆腐(はちはいどうふ)ってご存知ですか? きんぴら、切り干し大根煮、めざしの塩焼きなんかと同じくらいメジャーな食べ物なんですけど、今は豆腐の色々な調理法があるので霞んじゃってますね。醤油餡掛けの温かい豆腐料理なので、この時期に丁度いいかなと思い紹介します。僕も普段は冷奴とか麻婆豆腐で食べちゃうので作ったのは数えるほどなんですが、丁度すごく辛い麻婆豆腐を作ったところなんで、その対局にある「八杯豆腐」でいってみたいと思います。お椀に水六杯、しょうゆ一杯、酒一杯の「八杯」で煮た豆腐料理というのが、名前の由来のひとつと言われていますが、ご家庭にない食材なんかもありますのでアレンジしました。通常はくず粉を使うんですが、片栗粉で代用するのと、かつおだしを効かせてちょっと濃いめの餡にしました。朝の忙しい最中にもチャチャっとできますので、覚えておいて損はないはず。これも和食の代表格ですよ!
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