やっとブログテーマに辿り着きました。さすらっているというのは、到着点ではないということ。この場合だと、これが「豚の生姜焼き」ですと言えないんですよね。お肉だと「ロースでしょ」という人もいれば「いや、豚バラの方がいい」とか、「豚コマだよ」という人もいるわけです。もうそれだけで味が変わる。下味つける派、つけない派、酒に漬け込む人、塩胡椒使わない人、下粉つける人、つけない人、ハチミツ入れちゃう人、野菜一緒に炒めちゃう人、入れない人。キリがない。困ったことに、そのどれもが美味しい。もうこうなると、例えば基本犬好きな人を集めて「しば犬が好き」「コーギーが好き」「パグが好き」なんてお互いが言い合っているようなもので、比べられるもんじゃないんです。だから、考えました。先の例なら「犬が好き」という大前提を大事にしてほしいんですよね。他の「豚の生姜焼き」を否定したりするのではなく、こういうやり方もあるんだな、こういう味もあるんだと知っていただければと思います。本来、レシピとは到着点です。この食材を準備してこの手順で作れば、こうなるというもの。だから、レシピってさすらってはいないんです。さすらっているのは僕自身の気持ち。このシチュエーションならこれがいいなとか、今日の客人ならこれがいいなとか... これが楽しくさすらうってことだと思っています。さて、今日の「豚の生姜焼き」はご飯のおかず、お弁当の具材にピッタリなレシピです。ファミリーユース仕上げ、いってみましょう!
Twitterでフォローしよう
Follow mitsuguikedaおすすめの記事
[新生活] にら醤油で作るぞ! ①キムチ鍋 [変わらない食生活を!]
新専門学生、新大学生、新社会人、おめでとうございます。そして、日々ご苦労様です。どうですか、新しい環境は? 色々なものが目まぐるしく変わった...
反省と挑戦と。(北京ダック風、水餃子)
8月は中華シリーズを随所に挟みながらやってきたんですが、当然失敗もありました。基本的に覚えてきた料理は当時の手順を振り返りながら、多くのレシ...
基本の「き」 干物の焼き方
たまに「つぶやいてみんべぇ」に登場する魚の干物。特に気にしてなかったのですが、焼き方はご存知でしょうか? 魚は生、塩や昆布でしめたもの、干物...
夏らしい小鉢で一杯! オクラの明太マヨネーズ和え
値段も落ち着いて国産の良いオクラが手に入るようになりました。独特の食感とぬめりで存在感がある緑黄色野菜オクラ。ぬめりは水溶性食物繊維ペクチン...
[待っててもしょうがない] iketch春のかき揚げ天丼 [春を迎えにいこう!]
季節の食材を美味しく頂く日本人の知恵、天ぷら。サクッと軽い食感で見た目も音も、香りさえも美しいですよね。20年も揚げてくるとその思い入れやこ...
旬の果物で作る、ステーキのキウイソース!
ドレッシングやタレ作りの研究には余念のなかった姐さんのレシピから、ステーキのキウイソースをいってみます。とはいっても、あくまでもレシピ上のこ...
[彩乃おかってや] ここには美味い飯と酒がある! 忠七めし [小川町]
人口28000人、比企地方及び県南西部の最も北西に位置し、秩父地方のすぐ外側に位置する小川町。江戸から川越を抜けて秩父に向かう街道が町を東西...
食べるラー油を作ってみたよ!
今年は、自分のこれまでの調理経験に基づくレシピの整理と、地場野菜や特産品を使ったレシピ、初チャレンジのレシピの3本だてでやっていこうと思って...
最近のコメント
5月0 Posts
6月0 Posts
7月0 Posts
8月0 Posts
9月0 Posts
10月0 Posts
11月0 Posts
12月0 Posts
1月0 Posts
2月0 Posts
3月0 Posts
流離のレシピ01「ご飯が美味しい! 豚の生姜焼き」(1人前)
豚バラ120g、酒小1、玉ねぎ1/4(好きな人は1/2まで下記の調味料で調理可)、生姜焼きたれ(醤油大1、みりん大1、酒大1、蜂蜜小1/2、おろし生姜(できればおろしたもの、なければチューブ3センチ)
1:バラ肉は3〜4センチ幅にカットしポリ袋などに入れ、酒小1を入れ揉み込む、玉ねぎは3ミリ幅にカットする
2:バラ肉を中火で炒める。色が変わってきたら玉ねぎを入れ、その油で透き通ってくるまで炒める
3:たれを入れ、軽くとろみがつくまで炒める。お弁当に入れたいときはこのタイミングで片栗粉小1、水小1で溶いたものを入れて仕上げる。こうすれば、お弁当のご飯がべちゃっとならないです。完成です、どうぞ!