寒ブリなんていって、ブリの旬は冬。でも、一年を通じて安定した価格で入手できるありがたい魚です。出世魚という別名で知られるように、モジャコ→ワカシ→イナダ→ワラサ→ブリの順に成長していきます。地域によって名前が違うのも面白いです。関西ではハマチ、メジロと呼んでいます。さて、ブリなんですが天然と養殖で少々味が違います。天然は筋肉質で身が赤く、味はさっぱりしています。養殖は脂乗りが良く肉厚で身が白く、味は濃厚です。天然物は旬以外の時期は痩せ気味で、養殖より安く買えたりします。食べ方もさまざまで刺身、焼き魚、煮魚、しゃぶしゃぶと広い範囲をカバーします。切り身で売られることが多いため、鮮度の見分け方は血合いの色。赤い部分が綺麗な赤色なら新鮮、黒ずんでいれば鮮度が落ちると覚えていただければと思います。豊富な不飽和脂肪酸(DHA、EPA、パルミトレイン酸)を含み、ビタミンA、D、E、鉄、血合いにはタウリンも多く、栄養価の高い魚です。うんちく、長すぎですみません。僕の大好きな魚なんですよね。そんなブリをご飯に乗せて、ガッツリ頂こうと思います。ごまの風味が活かせてブリの濃厚さに負けないタレを用意しましたよ、題して「ブリのごま漬け丼」、いってみましょう!
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ブリのごま漬け丼
ブリ刺身150g(写真は柵を自分で捌いてます)、大葉2枚、薬味ネギ15g、ごま漬けだれ(酒2、醤油2、みりん2、しょうがチューブ2センチ、すりごま大2※写真は色合い調整のため後入れしてますが、一緒に漬け込んでOKです)ご飯220g、刻みのり3g
1:大葉は千切りにしておく。ごま漬けだれは丈夫なポリ袋(なければボウル可)に混ぜ合わせる
2:ブリの刺身をポリ袋に入れ軽く揉み込んだら、冷蔵庫に入れて30分寝かす
3:ご飯を盛り付け刻み海苔を散らし、ブリ漬けを見栄え良く盛り付ける。中央に薬味類をトッピングし完成
追記:残ったタレはご飯にかけてもOK わさびを添えたり、追加で白胡麻をかけても風味アップでいいですね!