ブルスケッタ... 25年ぶりくらいですかね、作るのは(この時点で「僕、30歳です!」っていう嘘は通じなくなる)。軽食というかおつまみとか前菜なんかで登場する、イタリア中部地方の郷土料理です。ブルスカーレ(bruscare)、「炭火で炙る」という言葉に由来しています。一般的にはにんにくとバターを塗り込んで焼いたバゲットに、思い思いの具材をのせてカジュアルな感じで食べる料理です。オリーブオイルで和えたトマト、魚介のニンニクソテー、アボカドと生ハム、チーズとキャビアなんてものも...ちょっと気取ったものから日常的な素材までいろいろあって楽しいですね。僕ら子供の頃はカナッペなんてのがありました。プレーンクラッカーにチーズや野菜を乗せたフランス由来の料理です。おませな友達の誕生日パーティに登場するイメージです。時代を経てもこんなオープンサンドタイプの料理は色々な国から日本に紹介されていますね。華やかな見た目と具材の持つ美味しさを手を汚さずに食べられるブルスケッタ。今日はタコのアンチョビソースとトマトのレモンあえの2品を石窯焼きのバゲットにあしらってみました。 いただきます!
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タコのアンチョビソースとトマトのレモン和えのブルスケッタ
バゲット8センチ(4切れ分)にんにく1かけ、バター適量、アンチョビソース(アンチョビ4切れ、茹で蛸120g、粗挽き胡椒少々、オリーブオイル大1、にんにく1かけ)、トマトのレモン和え(ミニトマト7個、オリーブオイル大1、レモン汁小1、塩胡椒少々)、パセポン少々
1:バゲッドは2センチ幅にカットしニンニクすり込んで、バターを塗りオーブンへ(この時のニンニクはアンチョビソースで使う)
2:フライパンにオリーブオイルを入れ(アンチョビがオリーブオイル漬けならその油を利用してもよい)、刻んだニンニクを焦がさないよう弱火で炒める。香りたったら細かくぶつ切りにしたタコを炒める
3:タコに火が通ったら、細かく刻んだアンチョビを加え、絡め合わせながら1分間炒める最後に粗挽き胡椒を加えて完成
4トマトは細かくダイス状にカットし、レモン汁、塩胡椒、オリーブオイルを加えてあえる。
5:両具材をそれぞれのバゲットにのせ、パセポンを降って盛り付け完成