「わっぱ飯」といえば、福島は会津地方の郷土料理。駅弁でもお馴染みですよね。ご当地の工芸品である「曲げわっぱ」を利用して作られることから名付けられた名前で中身のバリエーションが豊富なのが魅力な「わっぱ飯」を「和食の日の特別献立」に選ばせていただきました。僕の親友は福島の出身でして、学生時代から現在に至るまでの付き合いなんですが、久しぶりの再会で話も弾み「再会記念」も含めて作ることにしたんです(郷土料理っていいですよね)。というわけで「鮭といくらのはらこ飯風わっぱ飯」「いくらおろし」「椎茸と手毬麩のお吸い物」の3点セットで和食の日を彩ります。お吸い物に関しては「お吸い物を勉強しとこ!」の記事をご参照ください。今回はえびだし仕立ての美味しいわっぱ飯と、いくらおろしの2点を紹介します。会津地方のわっぱ飯は色々な具材と共にご飯を炊き上げるんですが、今回はご飯と具材のコントラストを考えて少し味をつけてみました(今回は宮城県郷土料理はらこめし風にえびだしで味付け)。鮭といくらと錦糸卵、三つ葉で彩も鮮やかな炊き込みご飯になったんじゃないかと思います。いくらおろしの方はいくらの味付けを考えながら適度に水分を絞ったおろしにそのまま乗せただけです。サーモントラウトの卵なんかを使うときは白だし:水=10:1くらいの地を作ってやってかけてあげると良いと思います(そのままの醤油だとしょっぱいかもしれません)。さあ、秋の締めくくりにふさわしい和のご飯で食卓を彩ってみませんか?

親友にこれを食べてもらいたかった。もうちょっと歳をとったら二人で食べましょうね。大丈夫、チャチャっと作るから!
飲んでから「...あぁ〜...」ってなるお吸い物もご用意。
お酒が美味しくなる贅沢な一品です。時が経つのも忘れてしまいますよね!

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