前回は白菜と厚揚げのうま煮を紹介しました。今回はメインというよりはサブの立ち位置の白菜料理を紹介します。常備菜というと何を思い浮かべますか? きんぴらごぼうやひじきの煮物、酢の物なんかが思い浮かぶと思います。「常備」とは常に備えておくもの、「菜」とは副菜を意味します。 つまり、常備菜とは普段から用意しておく副菜のことです。 副菜とはメインの料理と一緒に食べられるものを指します。とはいっても副菜だって作る手間も暇もあります。作り出すと当たり前に時間がかかっちゃうんですよね。メインだけじゃ寂しいし、ちょっと箸休め的なものが一品欲しいし... ですのでiketchは1.酒の肴にする、2.明日の朝ごはんや夜ご飯に副菜として添える、3.別の料理のベースや足し材にするという流れで、3回分食べられる分量を作ります。こうすれば無駄がありません。ご家族がいらっしゃると分量配分が難しいところですが、シチュエーションごとに「どうやって食べるか?」をあらかじめ設定しておけば使いきれると思います。1について、出来立て作りたてで一杯やるというのは本当に贅沢です。味しみなどまだ弱い部分はありますが、素材の色も綺麗で香りも十分ですのでまずはこれからです。2について、本来のお仕事であるメインのフォローに回ってもらいます。きんぴらやひじきなんかだと魚の味噌煮とか、肉料理とか基本なんでもありです。酢の物なら箸休めと割り切って対照的な料理(濃い料理、油っぽい料理)に合わせていけばいいんじゃないでしょうか。3について、以前紹介した「匠牛丼」のように牛肉やザーサイなどと絡めて牛丼に仕立てたり、炒め物の副材料にしたりと使い方は色々です。いろいろな食べ方を探ってみるのも楽しいんじゃないでしょうか? 思わぬ料理ができるかもしれませんよ!

鰹節のマルトモさん、シーチキンのはごろもフーズさん、味ぽんのミツカンさん... そりゃ、これだけの豪華ラインナップでまずい料理になるわけがありません。
翌日に持ち越した時は、もう一度水分をよく絞って、ごま油と味ぽんをちょい足しすれば美味しく召し上がれます。お酒に合わせるときには七味を振ったり、若干多めに味ぽんをきかせると輪郭のはっきりした「お通し風」になりますよ!

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