もう、結論ありきです。標題通り。和食の国に生まれた幸せを噛み締めた1ヶ月でした。玉露園さん、モニプラ運営局さん、各所名店の皆様方、ご協力、ご指導いただきありがとうございました。収穫はいくつもあるんですが、一番は「手軽にしいたけだし」、これかな。粉末一振りで「THE 和食」に持っていく「玉露園しいたけ茶」にiketch個人としても、調理従事者の自分としても驚かされました。これ伸びしろありますね。色々やれます。隠しテーマとして「椎茸なしで椎茸の旨み!? 椎茸を探せ!」を記事に持ち込めたのが楽しかったです。
次は「気づき」。iketchだと当たり前になっていることが多いんですが、その当たり前を一旦壊してやらないと「新しいおいしさに出会えない」という気づきが大きかったと思います。「あぁ、知ってる知ってる、こうだろ?」ではなくて「あぁ、だからそうなんだ」と思えたこと。「いい肉を使え、煮すぎるな」とか、「お酒に合うようなどんぶりにしているんです」とか、そりゃそうでしょを疑わずに調理に持ち込んだこと。これ、ちょっと僕自身成長できたように感じます。文字通りを実践することの大切さ、これはきっと和食だけではなくフランス料理や中華、トルコ料理といった世界3大料理にも通じるものなんです。
お金をかけるんじゃなくて、新鮮な素材を使い、適切な手順で調理調整して、出来立てを召し上がっていただく。ほら、当たり前なのに、普段実践できてないんじゃないでしょうか?
寒い冬がやってきます。今年も残すところあとわずか。色々あったし、年末までまだ色々あることでしょう。でも、日本に生まれ育ち、日本食で育ったiketchは箸でご飯を口に運びながら、こう思うんです。「やっぱり、和食しか勝たん!」と。みんなで大切な和食、和の文化、手分けして守り引き継いでいきたいですね。