京都の郷土料理やまかない版としてかつて紹介した「肉豆腐」。あれの普段使いバージョンを「寒いので」紹介します。名付けて「肉豆腐、オリジン」(何がオリジンだよ)。前回のバージョンは「農林水産省/うちの郷土料理」のレシピを参考にネギの甘さ、豆腐の旨さ、肉の柔らかさにこだわったものを紹介しました。

グツグツと音をたてる「肉豆腐」。たまりませんね! 今回は割下と、牛肉の処理を覚えて!

「早く、食べたいんだよ(まぁ、落ち着きなさいよ)」

そこで普段作りの「志し低め、旨み高め」のやつでいきましょう。もうね、結論、玉ねぎなんよ!以上。 ...ちょっと怒ってます?(汗) じゃ、真面目にやります(怯え)。冗談は抜きにしていきますが、牛丼、美味しいですよね? 具材は何が入ってますか? そう、牛肉と玉ねぎです。これがキモ。長ネギより甘さが出ます。それに伴い、味付けもそれに合わせた調味料配分にしてあります。割下の甘さ加減、牛肉のコク、玉ねぎの甘みと旨みそして食感。これらのバランスさえコントロールできれば、ご飯おかわり必至の肉豆腐になります。長年の経験と感覚で作ってましたので、いささかレシピにするのに骨が折れましたが、こいつでいけると思います。とはいえ、牛バラ肉の脂加減で旨みは若干ブレます、そこはご容赦ください。

牛肉からかなり強い旨みとコクが出ますのでバッチリ利用していきましょ。「すき焼き イージースタイル」ってとこでしょうか。

寒い寒いとぼやいてないで、体を芯から温めていきましょう! 牛バラ肉はもちろん赤札品。寒い日に、ラッキーアイテムが手に入ったら、ぜひ、このレシピで!

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