こんにゃく、しらたき、ところてん、デザートのエキスパート企業、関越物産さんの拠点があるんですよ、毛呂山に。県外の人だと「どこ、それ?」となりそうですが、ゆずの里、毛呂山町はiketchも過ごした思い出の町なんです。そうそう、ホンダのバイクCB400スーパーフォアに乗っていましたが、それを買ったのもこの町のバイク屋さんです。

毛呂山町(もろやままち)は、埼玉県の南西部に位置し、入間郡に属する町で人口は32,000人。西部は自然が残る外秩父山地、北東には岩殿丘陵がかすめ、東部は水田が広がる低地、中央部をJR八高線と東武越生線が走り、沿線を中心に宅地化が進んでいます。果樹園が多く、特にゆずの産地として知られています。出雲伊波比神社が重要文化財に指定されており、流鏑馬が行われることから「流鏑馬の町」としてPRを行っています。春の流鏑馬、秋の流鏑馬と行われており、町の中を鎧をつけた武士が馬で練り歩く様子がメディアでも取り上げられているんです。

味噌、もつ、こんにゃく、以上の男らしい仕様なんですが、その一つ一つが確実に美味しいもつ煮です。

ところで、関越さんなんですが、創業は東京都、こんにゃく製造を行う松原商店だったそうです。1973年に株式会社関越物産をスタートし、1975年に毛呂山に工場を設立。いよいよ、多くの人々に関越さんの商品が届くことになります。美味しいこんにゃくやしらたき、ところてんは毛呂山で生産されていたんですね。ちょっと嬉しいお話でした。もちろん、もつ煮は毛呂山の郷土料理でも、ご当地料理でもありません。しかし、「あの関越さんが、普通のもつ煮を作るはずがない」と手にした「国産豚のもつ煮」、試してみる価値があります。早速スーパーでゲットし、調理手順通りに(と言っても湯煎するだけ!)、おまけで温めた豆腐と、小ネギだけを放り込んでいざ!

味しみも抜群で食べ応えありの逸品! 歯応えのあるこんにゃくと柔らかなもつで思わず笑顔がこぼれますよ!

「うわ、こんにゃくが大きくてプリプリだ! もつに負けてない!」大根とか、人参とか入ってません。もつとこんにゃくだけを特製味噌で煮込んだ男らしいもつ煮なんですが、正直、がっかりするおまけ程度の野菜入れるくらいなら、美味いもつとこんにゃくで勝負する関越さんの勝ちですよ。豆腐とか入れましたが、たっぷりのもつとこんにゃくの存在感、旨味、食感で食べさせてくれます。「サイボクさんのも美味しかったけど別のアプローチで美味しい!」 さすがこんにゃくのエキスパートを掲げる企業さんです。食べてて楽しいって、ほんと幸せなことだと思います。

山々に囲まれ、穏やかな風景が広がる毛呂山の地に聳え立つ、マジンガーZの光子力研究所のような「関越物産 毛呂山工場」。探してみてください「え、あの企業さんが、私たちの町にあるの!?」とびっくりするはずです。

美味いこんにゃくで食わせる、旨いもつ煮。毛呂山町から発進だ「MOTSUNI GO !」

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