例えば、家庭で作るのは難しい「きゅうりのキューちゃん」とか、「ご飯ですよ」といったお漬物やお惣菜はなんか、その商品だけで成立していて、どのご飯にも、汁物にも合わせてくる汎用性があります。私たちもそれを知っていて、汁物だと味噌汁がいいとか、ご飯だとこういう炊き加減がいいみたいな商品に寄せていくスタイルで日常に取り込んでいっているのではないかと思います。一方、家でも調理が簡単な「きんぴらごぼう」、「五目豆」、「ひじき煮」、「土佐煮」なんて買ってみるんですが、パウチものだと甘すぎたり、しょっぱすぎたり、具材が細かすぎたり(食感が悪い)が目立ちます。スーパーの惣菜パックものだとパサついたり、色合いが悪かったり、薄味すぎたりと中々良い状態のものに出会えません。皆さんどうでしょう、気にされたりしますか? 時々ブログでつぶやいている「お家の料理との一体感」って大切にしています。店舗調理品やメーカー商品が美味しくないといっているのではなく、食卓に上手に取り入れていくことが大事だと思うんです。余分な汁気を切って色合いの良い器に盛り直してみるとか、食べる直前まで空気に触れさせないとか、冷蔵庫の冷気が当たりすぎないところに保管しておくとか、そういったひと工夫が食卓の料理を美味しくするコツだと思っています。今回は「筍の土佐煮」をご紹介します。簡単なので作ってみましょう! ポイントは顆粒だしと醤油だけ。僕はあごだしとヤマホ醤油の初顔合わせで作ってみました。組み合わせの数だけお家仕立ての料理ができるはずです。
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筍の土佐煮(2人前)
筍水煮200g、煮汁(水300cc、顆粒出汁5g、酒大1、みりん大1、醤油大1〜※種類によって変更してください)、鰹節5g
1:筍は洗って、食べやすい大きさにカットしておく
2:手鍋に筍とみりん以外の煮汁を入れ、10分ほど煮込む。筍が浸らない時はホイルで落とし蓋をする
3:一度粗熱を取りそのまま30分ほど寝かす
4:再度火入れし、温まってきたらみりんを加える
5:鰹節を絡め、器に盛り付けて完成