こういう鍋料理の良いところは具材が共通でも、だしのベースを変えるだけで違うお鍋に変わるところ。マンネリ化させないためには、定期的にベースを変えていけば飽きることなく楽しめます。ところで今回はマルトモさん「だし小鍋 寄せ鍋のつゆ」を使っていくんですが、似たような鍋にちゃんこ鍋、水炊きがあります。違いを知っていますか? まず、ちゃんこ鍋は鶏ガラを使って出汁を取ります。相撲部屋とかで食べられているあのお鍋です。で、水炊きは名前の通り水の中に具材を入れ、それらから出汁を取りながらポン酢などで食べるお鍋です。起源は関西とも九州とも言われています。最後に寄せ鍋なんですが、出汁はカツオや昆布、貝類などの魚介ベースが一般的です。 味付けは、塩やしょうゆ、酒、味噌など使いますが特にルールはありません。鍋つゆの濃さはちゃんこ鍋>寄せ鍋>水炊きの順です。あと、おまけですが具材を鍋に入れる順番は、「だしが出るもの」「硬くて火が通りにくいもの」から鍋に入れて、「火の通りやすいもの」を最後に入れるのが基本です。 はじめに、魚のあらや骨付きの鶏肉などを入れて骨からしっかりとだしを取り、次に身を入れましょう。 魚や鶏肉の旨みがだし汁や煮汁全体にいきわたります。と、うんちくを語ったところでの「だし小鍋」、便利です。一連の工程がなく、水炊きの感覚で準備できて、しっかり具材に沁みる味付けです。久しぶりに「つゆを作らない鍋」となりましたが、その一手間分を生の鶏つみれに当てました。ふんわりつみれがおつゆによく合いますね!
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特製つみれ(8ケ分)
鶏ひき肉150g、溶き卵1/2個、刻みネギ10g、塩胡椒少々、片栗粉小1、生姜チューブ3センチ、ごま油小1)※倍量を準備できる方は、そちらで作った方が分量をコントロールしやすいです。
1:ボールに溶き卵を作り全ての具材を入れて揉み込む(ハンバーグのタネを作る感覚で、使い捨て手袋があると便利)
2:15分くらい寝かします(冬の時期なら常温でも大丈夫ですが、夏場は必ず冷蔵庫で。鶏のひき肉は痛みやすいです)
3:竹筒に詰め込んで完成 ※使う分を筒に入れ、すぐ使わない分はラップをして冷蔵庫に入れてください。乾燥を防ぐためです。また、作ったものはできるだけ早く使い切ってください。