今月はなんとなく「常備菜」がいいかな、なんて思いながらブログを書いています。みんな忙しいし(おい、iketchお前もな)、手早くチャチャっと作れて、ご飯にもお酒にも対応できるヤツがいいなって思ったわけです。今回はなすとピーマンを使った美味しい油味噌を紹介しますね。こいつとか、ニラ醤油とかねぎ味噌(未登場)他にもあるんですが、こういうの作るのiketchは本当に好きで、普段の塩胡椒だけの料理にビビッドな刺激を与えてくれます。「おかずないな〜」とか「ツマミがないな〜」とかみなさん思うわけですよね? 僕、困ったことないんです。基本的に「あれあったよな」とか「今日あたりいけんべ(食べ頃だよね)」が日常。お酒を準備するときにはそれらも準備されていたりします(手間なのは毎日お酒を買うことくらい)。今回の「なすとピーマンの油味噌」は、もちろん出来立ても美味しいんですけど、冷蔵庫で一日冷やしたやつを食べるのが美味しい。味しみバッチリだし、こういう味噌系の惣菜って野菜炒めや、味噌スープのベースに使えるんで重宝します。ご飯の時は野菜炒めパックと炒めたり、ガッツリいきたい時は豚こま肉と炒めたり、ツマミなら豆腐や厚揚げに乗っけたり、野菜スティックのディップ用にしたり、ちょっとご飯欲しいなって時は直接オンしたり、納豆に混ぜ込んだり。飲んだ後の〆にお湯で溶いて味噌スープにしたり。そうそう、魚の骨とか出た時はそれを出汁代わりにお湯で煮込んで、この味噌を溶いてちょっと煮込んでやると美味しい「あら汁風」に早変わり。実は祖母のレシピのちょこっとアレンジなんですが、祖母の口癖は「料理は下手じゃ。でも、腹一杯食っとけば、悪いことはせん(私は料理下手かもしれません、でも、お腹いっぱい食べれば悪いこと考えませんよ)」でした。今、祖母が眠るお墓の方に向いて言いたい。「何いってんだよ! おばあちゃん、美味しいよ。調理に25年以上携わる僕が保証する、間違いないよ!」。いつもこんなレシピが年末を戦う僕に力をくれる。

九州の味噌で作りましたよ! 祖母の味です。日持ちしますし、油味噌は基本的にどんな素材にも馴染みますから色々試してみてくださいね。今日は甘ジョッパイ故郷の味を、埼玉県小川町の地酒「帝松」でいただきますね。

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