僕が子供の頃は麺つゆくらいしか調味料のコーナーにはありませんでしたが、今は色々な調味料、醤油風調味料が並んでいますね。便利な世の中になりました。T.K.G.って「卵かけご飯」のことなんですけど、こちらもまた、専用の醤油が各メーカーから販売されています。「常備してません」って声も聞こえてきますが、大丈夫、僕も持ってません(検証用に初めて購入しました)。要するに、だし醤油を作ればいいんですよね?(めちゃくちゃ乱暴) じゃ、美味しいの作りましょう「かえし」から。卵かけご飯用の醤油の原材料見ると「醤油、砂糖、みりん、アミノ酸調味料」がメインでその「醤油、砂糖、みりん」の部分がイコール「かえし」な訳です。それに鰹節の味を効かせた感じでしょうか。これならお家で作れます。みりんのアルコールを飛ばして、砂糖を溶かし、お好みの醤油を入れてさますだけ、これでかえしの出来上がり。あとはかつおだしを効かせてやると、あら不思議。T.K.G.専用醤油の出来上がりです。専用とは謳っていますが、当然、甘口だし醤油の使い方ができますので冷奴やお浸し、煮物の味付けなどさまざまにご活用いただけます。今回は前振りです(この後どんな料理が登場するか、お楽しみに)。かえしの作り方のおさらいと自家製T.K.G.専用醤油を覚えてくださいね! では、また。

右がレシピの参考にさせていただいた寺岡有機醸造株式会社様の「たまごにかけるお醤油」。こっちをメインで消費したいので自家製T.K.G.醤油は少量にしました。

つぶやいてみんべぇ「思ってたのと違う(汗)」に登場した自家製かえしに花かつおからとっただし、アミノ酸調味料をブレンドして作ってみました。「たまごにかけるお醤油」とはもちろん味が全然違いますが、鰹の旨味、香り、九州醤油(フジジン醤油株式会社)の甘味とコクがうまくいかせたのではと思います。
やっぱり寝かしが足りなかったのかなぁ。すごく丸みのあるいい味になってきてるんですよね(汗)、これならもっと作っておけばよかった(後悔)。今回は関西、九州の料理にあうように比率もいじって理論値だけでなく、作ってみて検証を進めました。関西風かえしプロトタイプは「醤油:ザラメ:みりん=5:3:1」(通常5:1:1で作ります)になりました。これをたたき台にして改良を進めますね!

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