さて、時短月間ではあるんですが、冬といえば紹介しないわけにはいかない風物詩「ブリ大根」をやっていきましょう。ちょっと作るのにお時間いただきます。「ブリ大根」も色々な作り方のパターンがあるんですが、一番ポピュラーな作り方と美味しい部位で作っていくことにしますね。鮮魚コーナーで兜とかカマという部位が売っています。いわゆるアラっていう、肉で言うなら切り落としに当たる部分です。骨が多く、形も悪いから使ったことがない方が多いんじゃないかと思うんですが、これが美味しい。水炊きで骨つきの鶏肉使う感覚です、とてもいい出汁が出ます。身の方は少なめではあるんですが、これも旨味がたっぷりです。これと旬の大根を組み合わせれば、旨い「ブリ大根」になるに決まっています。ブリは切り身でもできますが、ここはアラを使ってみてください。感動の味です。ご飯のおかずに、お酒の肴に、日本に生まれてよかったと思える料理ですよ。いってみましょうか!
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プロの味「ブリ大根」(約3人前)
ブリのかま2つまで、大根真ん中から葉の方に向けて1/2本、生姜2ミリ幅輪切り3枚、だし500ml、酒100ml、みりん100ml、醤油100ml、千切り生姜1かけ、砂糖大1
1:ブリカマは出刃包丁(僕は中華包丁を使いました)で一口大にばらす
2:大根は皮を剥き、2センチの輪切りにする。1枚づつ十字に切れ目を入れ(輪切り大根の半分くらいの深さ)ておく
3:手鍋に水を1L入れ、塩小1(分量外)を入れ、大根を投入。落とし蓋をして40分ほど煮込む
4:竹串をさして、抵抗なく大根に通るようならOK。すぐ流水で冷ます
5:ボウルにブリを入れ、大根のお湯を注ぎ霜降りにする(お湯を注いで色が全体的に白っぽくなるまで菜箸で軽くいじる)
6:お湯を捨て、流水でブリの血合いや鱗を落として水切りしておく
7:鍋にブリ、大根、スライス生姜といれ、だし、醤油、酒、みりんを加え落とし蓋をし30分煮込む
8:アクを取りつつ30分経ったら、砂糖を投入
9:落とし蓋を取ってそのまま10分煮込んで終了。
10:落とし蓋をして常温になるまで冷まし、再加熱後盛り付けて、完成! お疲れ様でした!