ハレの日(祝い事)、ひな祭りなどで活躍するお祝い寿司として一般的なちらし寿司。成立は鎌倉時代まで遡るそうで「五目ちらし寿司」というのが定説。いわゆる魚介が乗った「江戸前ちらし寿司」はその名の通り、成立が江戸時代。寿司屋の賄い飯として根付いたようです。いずれにせよ、花畑のような美しいアピアランスや、アトランダムに口の中に飛び込んでくるネタの楽しさが、現在まで愛されてきた理由なのかもしれません。各地各様で、ご当地自慢のちらし寿司が存在するのもまた、地酒を探す旅に似ていてロマンがあります。僕も大好きなお料理です。で、随分と綺麗事を並べ立てたわけですが、お寿司シリーズ完結編(熱り覚めたらやるかも)、タマノイすしのこを使った海鮮ちらし寿司を作っていきます。正直、永谷園さんの「すし太郎」使って、錦糸卵とか後で加えてあげてください、その方が早いです。今回は「タマノイすしのこ」を使い切ることと、具材であるしいたけ、かんぴょう、にんじんの甘辛煮を仕込むことに重きを置いています。で、組み立て方として①寿司飯、②甘辛煮、③海鮮ネタを別々に用意し、最後にまとめる方法でいきます。今日覚えて欲しいのは野菜の甘辛煮と錦糸卵です、後は想像力を利かせてご自由にどうぞ。さぁファイナルです、美味しいやついっときましょう!
Twitterでフォローしよう
Follow mitsuguikedaおすすめの記事
アスパラと鶏胸肉のあっさり炒め
1年を通じて店頭に並ぶアスパラガス。1〜2月はメキシコ産、3〜4月は九州産、5〜7月は長野・福島・北海道産、9〜12月はオーストラリア・タイ...
ベシャメルソースで作る「疾風のマカロニグラタン」!
今日は簡単なグラタンの作り方を紹介するのですが、色々レシピを眺めると「ホワイトソースの作り方」とか「ベシャメルソースを作って...」などと書...
朝の卵料理02 「明太子の卵焼き」
朝の卵料理第二弾!(本当に僕はシリーズものが好きですね...) 「明太子の卵焼き」を紹介します。早速「たらこだとどうなの?」と来そうなんで言...
[マルトモだし部埼玉支部] 出汁のいろは 「は」なやかな香り(華やかさ) [海なし県調理師奮闘記]
いろはの「は」は、華やかな香り。「華やか」は色彩が豊かで美しく、人目を引くさま。勢いが盛んなさまを指します。僕は色彩の部分を香りに置き換えて...
しみじみ美味しい! カブときゅうりの浅漬け
ご飯の名脇役、お漬物。スーパーに行くと色々な種類が並んでいてカラフルで見ていて楽しいですよね。僕なんかが幼い時分には古漬けとかびっくりするく...
おつまみに! す◯家さんの、アレ!?
す◯家さんの「ニンニクの芽牛丼」って美味しいですよね。牛丼とかあんまりトッピングしたの食べないんですけど、「ニンニクの芽牛丼」はよくオーダー...
旬の鰹をささっと食べたい! 「てこね寿司」
お寿司もたまに食べたくなるんですが、切って、握ってと流石に面倒。部屋も狭いと、色々準備するのも大変なんですよね。そこで丼飯を酢飯にかえて、上...
細切り筍と鶏モモ肉の旨辛煮
「なんか、ご飯のおかずになるものないの、iketch!」なんて声が聞こえてきそうなんで、ほっこり和風のお惣菜を用意しましょうか(そういえば、...
最近のコメント
表示できるコメントはありません。
2月0 Posts
3月0 Posts
4月0 Posts
5月0 Posts
6月0 Posts
7月0 Posts
8月0 Posts
9月0 Posts
10月0 Posts
11月0 Posts
12月0 Posts
1月0 Posts
2月0 Posts
3月0 Posts
海鮮ちらし寿司
寿司飯1合分、タマノイすしのこ大2、甘辛煮(かんぴょう湯戻し10g、干し椎茸1個、ニンジン千切り20g、醤油大1、砂糖大1、みりん大1、水200cc)、錦糸卵(卵1個、片栗粉大1/2、酒1/2、サラダ油小1)、魚介切り落とし1/2pc
1:かんぴょうはお湯に少量の塩(分量外)を入れて湯戻しし、しっかり水分を切っておく
2:干し椎茸は200ccの水に30分以上つけて戻しておく、水は捨てないこと
3:小鍋に干し椎茸の千切り、かんぴょうの千切り、ニンジンの千切りを入れ、戻し汁と醤油、砂糖、みりんを加えて水分がなくなるまで煮詰めて、完成。冷ましておく
4:卵をボールに入れ酒、片栗粉を加え少量の油で薄焼き卵を焼く
5:魚介の切り身は親指の先程度まではカットしておく
6:寿司飯を作り、常温まで冷ましたら、甘辛煮を加え、さっくりと混ぜ合わせる
7:器にちらし寿司をもり、錦糸卵、魚介の順で盛り付け大葉を散らして、完成