実は上福岡界隈はアップデートが僕の頭の中で止まっていまして「病院に通った街、繁盛店を担当した街、ラーメンが旨い街、知り合いが住む街」以外のデータがありませんでした。上福岡市がなくなったのは2005年で隣接する大井町と合併し「ふじみ野市」になりました。これのせいでややこしくなってしまった。昔は東上線沿線での仕事が多かったんですが池袋から下ってきてみずほ台、鶴瀬、ふじみ野までが富士見市、上福岡が上福岡市、新河岸(しんがし)から川越ってイメージでした。現在は上福岡がふじみ野市となったことで「ふじみ野は富士見市、上福岡はふじみ野市」と初見じゃちょっと分かりづらい。もともと、上福岡は古い街で集落の発生は縄文時代まで遡るんだそうです。栄えたのは1733年(享保18年)江戸時代福岡河岸が開設された頃からで、川を利用した水運が発達し船問屋も多数存在していました。上福岡市(当時)ってコンパクトな街だったんですが、大企業から学校、病院、団地、スーパーなどなどすごく整った街だなぁと思っていたんです。なるほど、こういう背景があったんですね。地元に元々活力があって様々な人が仕事のために集まってくる街、上福岡。ラーメンの考察は専門家に委ねますが、昔同僚に「旨いラーメン食うんだったら、上福岡がいいよ」なんて言われたものです。飲食店はお客さんに応えるために技術が磨かれていったんでしょう。B級グルメが持て囃されるようになるずっと前から、町おこしの一貫として作られたのが「きんぴらラーメン」だったんですが、普通のラーメンも当然、実力派揃い。街のラーメン屋さんが上福岡ラーメンの腕を競い合っています。上福岡市はふじみ野市になりましたが、今なお「旨いラーメンは上福岡にあり」という言葉にその名を刻んでいます。
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黄河菜館風「きんぴらラーメン」
中華麺(生細麺)1pc、きんぴら70g、ほうれん草40g、薬味ネギ10g、スープ(水400cc、醤油大1、シャンタン大1/2、オイスターソース少々、ニンニクチューブ1センチ、塩胡椒少々)
1:きんぴら、ほうれん草、ネギはトッピングしやすいように分けておく
2:スープの素を手鍋に入れ沸騰させる。沸騰したら茶漉しを使ってボールなどに濾してうつす
3:たっぷりのお湯に、中華麺を入れ時間通りにゆがき、湯切りする
4:丼に麺、スープ、具材とのせ、完成