名だたる武将たちが激戦を繰り広げる中、一般兵である足軽たちも足並みを揃えて「夏の魔物」に対峙しています。「名前もなければ、実績もない...」 いえいえ、そんなことはありません! スタミナのある食事は「夏の魔物」が最も苦手とするもの。ニンニクの芽ともやしを使い勇猛果敢に戦いを挑みます。「もう、今日はご飯なんて作りたくない...」「もう、栄養ドリンクだけでいいや...」、否! 力強い一撃は繰り出せなくても、俺たちには俺たちのプライドがあるっ! と言わんばかりの連携プレー。安くて、早くて、旨い料理で前線を守り抜きます! ニンニクの芽という槍を武器に...
ニンニクの芽は本来5〜6月くらいが旬なので時期が過ぎているんですが、中国産のにんにくの芽は通年流通しているので、いつでも購入することができます。iketchはニンニクの芽を「初夏の一番槍」と名付けて、おつまみや、おかずに使用していきます。
ニンニクの芽に多く含まれる栄養素は食物繊維、βカロテン、ビタミンB群、ビタミンC、ミネラルです。食物繊維はお腹の調子を整え、ベータカロテンはビタミンAに変わり皮膚や目の粘膜を良好な状態に保ったり、成長を促進したり、免疫力を保ったりと様々な働きがあります。さらには暗い場所での視力を保つ作用もあります。
ニンニクの芽はビタミンB群の中でも、ビタミンB6や葉酸を多く含んでいます。ビタミンB6は、皮膚の健康を維持する栄養素で、不足すると皮膚炎になる可能性があります。またビタミンB6は、私たちの体の中でたんぱく質を使う際に必要な栄養素です。そこで、肉や魚などのたんぱく質をよく食べる人はビタミンB6を多く摂取した方がよいとされています。ビタミンCは抗酸化作用、ミネラルには細胞や体液、神経、筋肉など体の機能を調節する役割があります。そして体内で作り出すことができないため、食事を通して摂取する必要があります。これらがバランスよく含まれ上記の通りお肉や魚との相性も良いので安い時期にiketchは購入して日々の料理に役立てているんです。
ちなみにニンニクの芽とは、ニンニクの「花茎」という部分を指します。「芽」という言葉が使われていますが、実は芽ではありません。普段よく使うニンニクは「りん茎」と呼ばれる部分のことで、ニンニクの芽とは異なります。また、ニンニクの特有の香りはりん茎の方が強く、ニンニクの芽は弱めです。うんちくはここまで。
足軽たちも中々、やりますね! 武将には及びませんが、いい戦いを繰り広げています。武将だけでは「夏の魔物」には勝てませんからね。ちなみに写真にあげた料理は「レシピ」すらありません。「鳥モモ肉ともやしとニンニクの芽炒め」はフライパンに軽く油をひいて炒め合わせ、塩胡椒、以上です。忘れずに「エバラ黄金の味」を添えてください。味ぽんでも美味しくいけるはずです。「もやしとニンニクの芽のこてっちゃん焼き」は同様に炒め合わせて完成、以上です。塩胡椒すら入りません、七味を添えてください。
どちらも10分かかりませんから、お風呂上がりなんかにチャチャっと作って一杯やって、できるだけ睡眠時間をとりましょうね。では、また。