野菜類はカリウム、鉄、カルシウムを含み、ビタミン類や食物繊維の供給源として重要なのはご承知のことと思います。野菜類は90%以上が水分で、糖質、脂質、タンパク質はほとんど含まれません。主に上記栄養素は身体機能の調整に働いています。野菜は食べる部位によって葉菜類(ようさいるい)、茎菜類(けいさいるい)、根菜類(こんさいるい)、果菜類(かさいるい)、花菜類(かさいるい)に分類され、栄養素によって緑黄色野菜と、淡色野菜に分かれています。今回紹介するブロッコリーは花菜類で、緑黄色野菜になります。花を食べる野菜ですね。ちなみに、緑黄色野菜の定義は可食部100g中カロテン含有量が600マイクログラムだそうで、芽キャベツは緑黄色野菜なのにキャベツになると淡色野菜になるとか面白いですよね。さて、ブロッコリーはビタミンCが100gあたり120mg含まれ、1日の必要基準100mgを一発でクリアします。βカロテン、ビタミンK、葉酸、カルシウム、鉄、アンチエイジングに効くスルフォラファンが含まれており、注目の食材です。ただ、問題なのはビタミンCは水に溶けやすい性質のため(水溶性)、茹でると栄養素が激減してしまうこと。そこでレンジアップ。1株(200g〜300g)あたりラップして600wで3分レンジアップしてください(ここ大切です)。これでビタミンCの損失を防ぎます。ブロッコリーとサーモンのマリネでは、油を使いますので油に溶けやすい(脂溶性)ベーターカロテン、スルフォラファンを効率的に摂取できます。まぁ、うんちくは置いといて、美味しいは正義ですからチャチャッといきましょう!

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