「だし巻き玉子、苦手なんですよね...」、そんな声が聞こえてきそうです。卵料理ってたくさんありますし、最近は「切れてるだし巻き...」なんてものまでありますから「買ってこればいいんじゃないの?」なんて言われそうです。「作りましょうよ」(圧力)。市販のパウチもの食べたことありますか? パウチ商品は袋の中ベチャベチャですし、お惣菜コーナーのものはパサパサだったりネトネトしていて、口に入れた時「なんか違う...」感ありませんか? 口に入れた時、出汁と卵の旨味がジュワッと出てくるのがだし巻き玉子。メーカーさんが一生懸命作ってくださってる「だし巻き玉子」ですから、まずいとかじゃないんですが、居酒屋さんとか食堂で出てくるのとちょっと違うんですよね。シンプルな料理ですから、基本卵だけです。でも、うまくいかない。過去ブログで「料理は愛情!」というのを書きましたが、「だし巻き玉子」はまさにこれに当たります。レシピ自体は「鉄板の美味しいやつ」を用意しました。砂糖は使わず、醤油とみりんの旨味で、卵の持ち味を引き出します。火加減と、フライパン、ターナー(もしくは菜箸)だけの調理です。何回か練習しないとうまくいきません。プロならわかる難しい料理です。これ「美味しい」って言ってもらえたら、自信持ってください。居酒屋のお品書きに並ぶ「だし巻き玉子」、いってみましょうか!

じっくり丁寧に。僕も最初は20分近くかかりました。料理の難しさを教えてもらった卵料理です。

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