会社で言うところの第一四半期が終わりました。1年の1/4を消化し、何かに取り組んでいる人はいろいろな成果が出始めるところでしょうか。それを踏まえて第二四半期の計画をたて、第三四半期につなげていく... そんなことを長らくやってきました。1月度は多くの計画に振り回され、一旦できることと、持ち越していいことの区別をつけました。がむしゃらって大事だけど、大人だったらある程度の方向性を持って取り組まなきゃな、と反省したひと月でした。2月度は初心に帰って「仮説、実験、挑戦、検証」のサイクルを回しやれること、やれないことを明確にし、今年やることをフォーカスしました。その一つは漫画風、表紙風のイラストと写真を用いた躍動感のある料理紹介でした。3月度、取材旅行も加えその取り組みが少し形になりました。

テーマを表紙にしてみたり、テレビドラマのパロディをやってみたり、調理方法を漫画風にしたりと試行錯誤の連続でしたが、いかがでしたか?

ダラダラと旅行写真を載せても楽しいのは本人だけです。そうならないようにコマを割り振ってスピード感を出したことで、今までの自分のブログと違った雰囲気が出せたのではと思います。マルトモさんとも玉露園さんとも楽しくお仕事させていただき、特に「わさび編」ではお忙しい中、山本食品さんにも取材協力をいただけるなどとても充実したひと月でした。

甘えちゃいけないとは思いますが、これだけのことができたのも企業様のお力添えがあってのことです。「感謝」、忘れちゃいけないなと強く思いました。

何よりも「気づき=インスピレーション」の大切さを噛み締めました。過去、友達に「あんだけ勉強して、学んだ知識はどこに行ったんだろう」なんて毒付いたことがありました。今まで学んできたものの儚さばかりが胸に押し寄せていた頃でした。やったこと、覚えたことに何の意味があったのかとか... まだ、若かったんですよねiketchも。今ははっきり言えます。

「どこにもいってないよ。全部自分が持ってるじゃないか!」

って。それを引っ張り上げてくれるのが「気づき」だと気づいたんです。求めて出てくるものじゃありません。でも、好奇心を持って生きる人にはその釣竿の針が与えられている気がします。全てを飲み込んだ穏やかな「脳」という「海」の中に知識は息づいています。突然、訪れる「気づき」を釣竿につけた針に見立て、その「海」に投げ込んでみる。どんな獲物が釣れるのか、はたまた逃げられるのか。面白いじゃないですか。やっていきましょう、その気持ちで。

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