いつも思うんですけど自販機って、温かい商品や冷たい商品を手軽に買える機械にすぎません。しかも、こういうと失礼ですが味だって専門店には勝てません。でも、夢とロマンをすごく感じます。たったひとつの機械に作る人管理する人など多くの人が愛と情熱を注ぎ込んでいる。本来ならありえない場所で美味しいものが食べられるって、効率云々とかじゃなく僕は逆に昭和時代のゆとりと懐の深さを感じます。粋な気分転換じゃないですか。こういう自販機もこれからますます少なくなっていくのでしょうね、寂しい限りです。ただ、稼働している限りは大事に利用していきたいと思います。携わる人々の思いを自販機は背負って今日も美味しいフードを黙々と調理しています。
チャリンチャリンと硬貨を入れる音。これがいいんですよね。
コカコーラゲット! 傷だらけの瓶が歴史を感じさせます。
今、栓抜きの使い方を知らない人もいらっしゃるんですよね。僕らの頃はこんなのが当たり前でした。