前回はキンミヤ焼酎の相棒としてホッピーを紹介したんですが、やはり、この方も紹介しておかないとダメだなと思い登場していただきました。キンミヤ焼酎のもう一つの相棒、下町の味「わるなら、ハイサワー」です。東京も山の手界隈なら取り扱ってるお店も多いんじゃないでしょうか。東日本では量販店で入手しやすいそうですが、西日本では取り扱いが少ない割材なんだとか。結論から言うと、「雑味がなく、甘くなく、酸っぱい割材」でiketch大好きです。他の同サイズのレモンサワーの素は甘すぎたり、レモンの苦味を効かせすぎたり、甘味料の変な味がしたりとガッカリすることが多いんですが「ハイサワー」にはそれがないです。こだわりは色々あるみたいで苦味を出さないようにするために「レモンの中心部」しか使わないとか、白ワインを0.2%未満使用し風味やコク、柔らかさを出している(アルコール飲料にはしていない)とか... 面白いのは先代社長が日本で初めてカクテルの素を作ったから「我輩のサワー」と言うことで「輩(ハイ)サワー」になったとか、エピソードがいちいち面白いんです。製造元は博水社(はくすいしゃ)さんでクリーニング屋さんとよく間違われるんだそうです。東京目黒で清涼飲料水のメーカーとして産声をあげ40年。現在も小さな企業でありながら押し寄せる大手清涼飲料水メーカーと戦うために独自の道を切り開き、東京都目黒を中心に下町に愛される割材メーカーとしての地位を獲得した博水社さん、すごいですよね。飲んだら「あぁ、この味、この味!」ってなる居酒屋のレモンサワーが簡単に作れます。缶だと「サントリーこだわり酒場のレモンサワー」(これも絶妙に居酒屋っぽい仕上がり)が定番なんですが、甘い香りのキンミヤと、すっぱ美味いハイサワーの下町っぽいレモンサワーが飲みたくなる時が無性にあるんですよね。そんなときこの昭和レトロなデザインのハイサワーを手にします。ジョッキにたっぷり氷を入れて、キンミヤとハイサワーを1:3で注げば、それは下町の居酒屋で出てくるレモンサワーの味。どんな料理にも合いますので、一度試してみませんか?
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