レトルトカレーも色々ありますよね。たいめいけんさんとか、横須賀という変わり種から、ククレ、Leeといった定番に至るまで本当に選べない。でも、家でお店っぽいカレーうどんを作りたい時はボンカレー一択なんです。カレーうどんってなんとも微妙な食べ物でして、明治時代に生まれた和洋折衷料理の一つで、うどんやそばに洋風の種物を使用した始まりとされます。カレー汁は、出汁にカレー粉を加えたりカレールーをだしでのばし、片栗粉でとろみをつけたものが用いられます。で、このだしというのがポイントでして、鰹と醤油がベースなんですね。あんまりスパイスを効かせたものだとかえって美味しくない。ボンカレーは割とお子様でも食べられる辛さで、カレー感もしっかりあるし、具材も多すぎずよくだしに絡みます。これと¥50くらいで売っているうどん玉で作るのが断然美味しい。コシがあるうどんだと、カレーと絡まなくて今ひとつなんですが、鍋なんかに向いてる柔らかいうどんだと味しみばっちりです。お店だと服の汚れを気にするうどんなんですけど、おうちなら気兼ねなく食べられますよね! では、いってみましょう!

たった5分でお店の味。これに白ごはんがあれば満足のお食事!
お馴染みの中辛。ちなみにボンカレーのボンはフランス語のBON(良い、美味しい)に由来するそうです。

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