さぁ、メインディッシュいきましょうか! 旨味たっぷり「牛肉のたたき」です。ステーキと違って濃い味の食材をさっぱりと食べられるレシピを紹介しちゃいましょう。牛や豚のロース、バラの塊肉って気軽に手が出せませんよね。値段というよりは、「それで作る料理に時間がかかる」からというのが正直なところではないでしょうか? もちろん、今回の「牛肉のたたき」も出来上がり後すぐには食べられません。味しみの時間(寝かせ)が必要です。それぐらいの心のゆとりは持つように努力しましょうよ。最近は冷菜のコーナーでも「ローストビーフ」とか買えたりしますからありがたみを感じないんですけど、そりゃ、自分の好みに作った料理の方が「自分が喜ぶ」に決まっています。いいことがある前日くらいに仕込んでおいて、当日は好きなお酒で乾杯! といきたいものです。もう一つは高い食材だと「失敗が怖い」があるんじゃないでしょうか? このブログの初期にも書いたんですが「まず、やってみる」ことだと思います。失敗したならそれはそれでビーフシチューとかカレーとかリカバーすればいいじゃないですか。案外失敗は成功の母かもしれませんよ。そうやって生まれた食品はいっぱいあります。成功したなら、それは技術も含めてあなたの財産です。あなただけの宝物。「今日はいい肉が手に入ったから、牛肉のたたきにしてみたんだけど、飲みに来ない?」カッコ良過ぎます。あんた何者だよって感じです。自分の奥様に「今日はこれで晩酌しない?」って言われたら、惚れ直しますよ。日常に与える刺激ってこれくらいがちょうどいいと思う、iketchでした。

肉の脂肪は溶け出す融点が異なり、牛は45度前後、豚は40度前後、鳥は30度前後が融点です(牛肉の脂は人間の口の中で溶けません)。たたきにするときは強く火入れをしませんので脂身の多い(サシの多い)牛肉は食べにくくてNGです。
赤みの多いオージービーフがおすすめ。調理自体は簡単なのでチャチャっと準備して丸一日はタレに漬け込んでおくのが美味しさの秘訣です。七味を練り込んだもみじおろしならぬ、iketch特製楓(かえで)おろし(七味+大根おろし)でお召し上がりください!

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