冷奴、枝豆、冷やしトマト... どれも簡単で特別な技術もいらないおつまみなんですが、ちょっとした一仕事で劇的に美味しさが変わってくるものです。豆腐1丁、枝豆1つかみ、トマト1個それぞれ美味しくしていきましょう。冷奴は以前「つぶやいてみんべぇ:こんなんでいいんだよ」の記事で紹介しましたが、そちらを参考までに。今回は冷やしトマトと枝豆でいきましょう。まず、冷やしトマトですが、トマト、マヨネーズ、お皿を必ず冷やしてください。これだけで変わります。昔、職場のチーフに「熱いものは熱く、冷たいものは冷たく出せ」とよく指導されました。皿が足らず、洗浄機で洗い立ての湯気たつ皿をシンクにためた水でさまして、レタス乗っけたところをチーフに見つかりまして「〇〇(iketch)、それ冷蔵庫にしまえ、出すんじゃないぞ!」と怒鳴られました。もちろん彼は、自分のポジョンの冷えた皿を渡してくれました。僕は「熱々の皿じゃないんだし(冷ましたでしょ)、こんなに忙しいなら足りないよ」なんて不貞腐れてました。で、その後ピーク終わってから上記のセリフをいただきました。「〇〇(iketch)、冷えたサラダと、生温かいサラダとどっちが食いたい? お前の出した料理がどんなんでもお金払うのはお客様だ」と言われて、すごく反省しました。舐めてました。それに、冷やしてある皿が足りないというなら、ピークタイムに必要な出数は調べたのかって、話ですよね。店長になって調理指導するときは、もう馬鹿の一つ覚えで、クルーに「熱いものは熱く、冷たいものは冷たく出そう」って指導するようになりました。冷たい皿のストックもピークタイムの出数アベレージで何枚冷やすと決めるようにもなりました、すぐ冷えませんからね。厳しかったチーフですが、この言葉が今も生きてます。だから、家に帰ってサラダや冷たい料理を作る前、お風呂に入る前でいいですから必要な皿やグラスは冷やしときましょう。素敵な夕食、晩酌になるはずです。美味しく食べられることが、明日への活力になります。もう1つ、枝豆なんですが100均のかご(プラ製とかでも)なんてどうでしょう? 乾き物(ポテトチップやナッツなど)も雰囲気ガラリと変わりますよ。食事が次のステップに踏み出すための幸せなインターバルであってほしい、そう願うiketchでした。

トマトもマヨネーズも皿も冷やしただけ。調理はトマトをカットしドライパセリをかけただけです。
冷んやり甘酸っぱい1品となりました。
手をかけた料理に負けない存在感が、テーブルを賑やかに、楽しくします。

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