少ない食材で勝負するって、すごく怖いです。素材持ち味と調理技術がダイレクトに出ちゃいますから。でも、一つの食材で美味しいって言わせたいですよね。今日は和食の柱「大根の煮物」でいきます。大根をカットして、煮込むだけです。これだけなんですけど、ポイントを抑えると全然違うものが出来上がります。まず、大根の真ん中の部分を使ってください。大根は葉に近い方を上部とすると、この部分は甘いんですけど水分多く味がしみにくいです。柔らかいので生食、大根サラダとかに向いてます。根に近い方を下部とすると、水分が少ない分味しみはいいんですが、辛いです。大根おろしなどにむいています。真ん中は一番バランスが良いです。次、落とし蓋はもちろんするんですけど、大根がひたひたに浸かる手鍋を用意してください。強火→中火という過程で大根に火入れしていきますので、食材に対して鍋が大きすぎると上手く煮汁に浸からず、焦げ付きやすいです。最後に、出来上がったら必ず一度冷ましてから再加熱してください。ここらのポイントを抑えれば、上手くいきます。和の基本、きっちり押さえときましょう!
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大根の煮物
大根中部1/3本、小ネギ2g、煮汁(水100cc、醤油大1と1/2、酒大1、みりん大1、砂糖大1/2、ごま油大1)
1:大根は皮を剥き、2センチ厚の銀杏切りにする
2:手鍋に煮汁を入れ、大根を入れる
3:強火で加熱し、沸騰したら中火にしアルミ箔などで落とし蓋をする
4:焦げ付かないように時折様子を見ながら目安10〜15分煮込む。串などを通してスッと通ったらOK
5:そのまま粗熱を取り、食べる前に再加熱する
5:器に盛り付け、小葱などをトッピングして完成