過去記事「シーフードピラフ」や「トルコライス」の時に紹介したピラフなんですがもう少し深ほりしていきましょうか。ピラフは、フランス発祥の料理(今月はフランス料理が多いですね(汗))でご飯を炊く前の生米を利用して調理します。 炊きあがったご飯や冷凍庫で保存したものは利用しません。 もし、生米を利用しないのであれば、それはピラフとはいえません。 生米と一緒にニンジンや玉ねぎなどの具材を入れて、しっかりと炒めていきます。「ピラフの直接の語源となったピラウはトルコでは一般的な料理であり、主に付合せとして食べられる。米のみのものや、様々な具材を炊込んだものがあり、入れた具材の名前を冠して「○○ピラウ」と称される。トルコではジャポニカ米、インディカ米、蒸した小麦を乾燥させて砕いたブルグールの3つがピラフに使われている。インド料理ではプラオ(プラーオ) पुलाव 、イラン料理ではポロウ پُلَو 、ウズベキスタンではパラフ Palov、アフガニスタン料理ではピラウ پِلَو‎、ロシア料理ではプロフ пловと呼ばれる。ギリシャ料理でも一般的な付合わせである。トルコからフランスに入ってフランス料理のピラフとなった。」そうです(Wikipedia)。iketchの解釈は「洋風炊き込みご飯」です。日本人の主食「米」はジャポニカ米で、他は基本的に食べません。「炊く」という調理法が一般的で生米のまま炒めたりとかは普段しません。そこで僕のピラフは「炊飯器で炊く(炊き込みご飯)」スタイルをとっています。本場に忠実であることも大切ですが、まず、日本人として、普段食べ慣れている「ご飯」のように食べられなければ「日常食にはなり得ない」との判断からです。付け合わせではなく、メインとして食べられる米料理(例えばチャーハンや焼き飯のような)ものでなければいけないんじゃないかと思うんです。今回の「えびピラフ」前回の「シーフードピラフ」と同じ調理方法を用いて「洋風炊き込みご飯」に仕上げました。ちょっとスープなどを添えて、また、ムニエルやソテー、ポワレなどと一緒に召し上がってください。洋風ではありますが、日本食の懐深さに驚くと思います。

ほんのりバターが香る、コンソメベースのベーシックなピラフ。付け合わせとしてではなく、メインでパクパク食べたい米料理です。
今回のレシピなら他のおかずは邪魔しませんし、単体でも美味しく召し上がれます。

Twitterでフォローしよう

おすすめの記事