最終回は舞台を宮城郡松島町に移して、松島、瑞巌寺を巡りつつ松島さかな市場で戦利品をゲットしていきます。

「松島や ああ松島や 松島や」の句でも有名な松島。 日本三景のひとつとして知られている有名な観光地です。大小様々な島が点在し、東日本大震災の際には防波堤の役目も果たしたそうです。松島の街を守った天然のテトラポッド。しかし、打ち寄せる波の力でやがては海に還っていくのかもしれません。それは今日明日のことではありませんが、ピラミッドやスフィンクスのように長い時を経て朽ちていくのでしょう。「ああ 松島よ君を泣く 君往きたもうことなかれ」 絶景を前に、iketchはそう思いました。一期一会の思いを噛み締めながら、五大堂を訪れました。ここの彫刻には干支が彫り込まれており、それを見つけると幸運が訪れるとのこと。


ありました! iketchの干支は「鼠」。これだけのことなのにとても幸せな気持ちになりました。その後は観光船で松島の島々を見てまわりました。海の力によって作られた彫刻、奇跡のアートと読んで間違い無いですね。冷たい海風にあたりながら、たくさんの島々をカメラに収めました。陸から見る景色と違い、やはり船から見る景色はダイナミックな迫力に満ちていました。



陸に戻ってからは徒歩にて瑞巌寺に向かいました。伊達家の菩提寺だそうです。貴重な文化財の数々をじっくりと見させていただきました。瑞巌寺は天台宗の寺院から始まり、臨済宗の寺院を経て、禅宗寺院となりました。9世紀初頭創設とありますから実に13世紀も存続し続けてきたことになります。まさに、歴史の生き証人です。平成30年(2018)に10年に及んだ「平成の大修理」が完了し、創建当初の姿をiketchは見ることができました。ありがたいことです。


さてさて「流離の台所」に戻りましょう。松島の新鮮な魚介が集まる「さかな市場」へ赴きました。途中地元の酒屋「むとう屋」さんで現地でよく知られた酒を入手し、バッグにイン。こういうところもiketchは抜かりがありません。埼玉に戻ってから収めた写真を確認し、宮城の酒と肴でいただく悦楽。こういうのも楽しみの一つですよね。




いかがだったでしょうか? 三回に分けての「流離の調理師(仙台出張編)」。目を閉じると鼻をくすぐる森の香り、磯の香り、緑豊かな景色... まさに杜の都仙台でした。こんな旅がまたできるといいな、また頑張って働こう! そう思えた一泊二日でした。









