そうなんですか? という声が地元からも聞こえてきそうなんですが、iketchも最近知ったんですよね。フードの情報は色々な形で(特に埼玉は)入手してはいるんですがまさかの失態、ごめんなさい、です。

坂戸市(さかどし)は、人口約100000人、都心から40分ほど離れた埼玉県中部に位置しています。高麗川をはじめとする豊かな自然に囲まれた街で、東武東上線と東武越生線の結節点としても機能しています。 そのような環境から多くの高等教育機関が立地しており、学園都市としても有名です。 市内にある城西大学「城西大学薬学部附属薬用植物園」は、市を代表する観光スポットとなっています。関東地方では30〜40万人を集める「坂戸よさこい」や美しい道教の建築物聖天宮、あ、あと女優の菅野美穂さんの出身地としても知られています。

坂戸も暮らしやすい町なんですが人口の流出は見られ、なんとか地元を盛り上げていこうと多くの方々が町おこしに尽力されています。名物だって生み出したいですよね? そんな思いはラーメン屋さんにもあってこういう麺料理が誕生したのかもしれません。ところで「坂戸つけめん」拡散のきっかけは「びんびん豚 坂戸店」です(総本店は埼玉県戸田市)。 もともと突発的に始められた限定麺だったようですが、それが話題となって周囲のラーメン店にも広まっているのだとか。本家では丸長さんだという声もあります。いいじゃないですか、もっと広めていきましょ!

こちらがiketch特製「坂戸つけめん」
こちらが坂戸「びんびん豚」さんの実商品になります。

びんびん豚 坂戸店」は 基本的に二郎系ラーメンがメインのお店ですが、汁なしのほか「坂戸つけめん」のような期間限定の商品も提供されているようです。で、なんでこのことを知ったのかというと、行きつけのベルクさんの冷凍食品コーナーにこれがあったからなんです。やはり、ネットだけで情報は仕入れてはいけないということを思い知らされました。ベルクさんにはしょっちゅういくのに、気づけなかったわけです。こういうことがあるから前職の時に教わった「現場で、現物で、事実確定をし」なければいけないんだと思い知らされました。ネットをいろいろ検索し、まぁ、麺とスープは弄らなくていいでしょうから、どんなトッピングにしているかとか調べてみました。で、再現です。いかがでしょうか? 坂戸の皆さん、近づけてますか?

もやしの代わりに白髪ネギでかさ増ししてますが、それ以外は同じ仕様です。食べラーの使い所がこんなところにありました!

うどんやそばって具材がシンプルな構成で、麺とつゆの調和を楽しむ感があるんですが、こういう賑やかなのもいいですね! 口の中でお祭りやってる感じがとても楽しいです。メンマやチャーシュー、ニンニクや食べラーなどが口の中でそれぞれ主張して口福に満たされることと思います。つゆは甘めとの意見が多いようですが「これでいいんじゃない?」ってiketchは思います。こりゃ、坂戸に意地でも出かけてお店で味わいたい一杯です。

つゆは確かに甘いんですが、他の著名なつけ麺と比べてのこと。これくらいの甘さがある方が、麺や具材をしっかり受け止めてくれます。こういうラーメン屋さんじゃないと出ない発想ですよ、これ。

いろんな形で町おこし。地元から元気にしていこうと頑張ってる人たちがいる。その思いがまず「美味しい」と思います。昔ながらの「祭り」で人を引き寄せるのもありだし、麺の中に「祭り」の雰囲気を持ち込むのも当然あり。武州坂戸の心意気。「坂戸よさこい」の町の本気。しっかり届きましたよ!

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