頂き物の大吟醸がありますので、そいつの肴に旬の味覚を食らおうというブログです。で、わかさぎ。

骨がないみたいに柔らかく、イワシのような臭みもないので天ぷらにうってつけ。上品な味わいです。

ワカサギは、キュウリウオ目キュウリウオ科の魚類の一種。北太平洋のアジア沿岸と北米沿岸に分布する体長17cmまでの冷水性の硬骨魚で、食用魚として利用されています。水温、塩分等に対する適応範囲の広さ、富栄養化に対する強さから、日本全国の湖沼や人工湖などに移殖され、導入された湖沼も100ヶ所近いんだそうです。ところでわかさぎは「公魚」と書きます。どうしてなのでしょうか? 「公魚」というのは完全に当て字なんですが、江戸時代に将軍様へ年貢として献上された「公儀御用魚」であったことからこの漢字になったんだとか。

とある大吟醸酒を常温でいただきます。どこの料亭だよ!

味わいはタンパクで、内臓にもクセがなく、頭から全て美味しく食べられます。刺身や天ぷら、唐揚げ、南蛮漬けと調理方法も多彩で、わかさぎの旨みを存分に楽しめます。有名どころだと茨城県霞ヶ浦産なんですが、今回は青森県産が入手できましたので、早速調理しました。下処理といってもわかさぎを優しく洗って、水分を拭き取るだけ、これだけです。あとはバッター(天ぷら用の水溶き小麦粉)の濃度を調整して、180度でカラリとあげるだけ。写真は数匹しか載っていませんが、この日30匹ほど食べました。箸が止まりません。頂き物の大吟醸もなかなかの味わいで常温での香りが実に華やかです。平日に何贅沢してるんだとお叱り受けるかもしれませんが、それはそれ、これはこれ。旬を美味しくいただいいて、明日の活力にしていきましょう。では、また。

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