トビウオの刺身を満喫させていただいたわけなんですが、1匹買いのいいところは頭やあら、肝や魚卵なんかが手にはいるところです(捌いてくれた魚屋さんに言えばパーツはくれますよ!)。 今回はトビウオのメスでしたので立派な魚卵が手に入りました! となれば、とびこの醤油漬けですよね? アラは後日「インチキなしのあら汁」でいきますのでお楽しみに! 

ガチで珍味だわ。帝松(日本酒)1合じゃ全然足らない!

ところで「とびっこ」なんですが実はこれ商標登録されてます。水産加工会社のかね徳さん(本社:兵庫県芦屋市)の製品として登録されているため、一般的には「飛卵」(とびらん)のような表記で売られていることがあります。正式にはとびこです。色鮮やかでいくらや数の子に負けない魚卵加工品として人気ですよね。回転寿司はもとよりパスタのトッピングや各種料理に大活躍のとびこなんですが、あれ、色が赤くない? と思われたんじゃないでしょうか。でも着色料を使わなければこれくらいの淡いオレンジ色? に近いのかなという色合いに仕上がります。味は...

これがたらこならぬとびこです。たらこよりも粒は大きくプチッと感が存分に楽しめます。

「あ〜魚卵の自然な甘さだ。砂糖とかで味付けしてないやつ。醤油が立つけどプチッと噛んだ時に甘みが弾ける感じがいい」

率直な感想です。魚卵の仕込みなんて数の子の塩抜き操作くらいしかしたことなかったから、ネットの情報だけで切り抜けましたが上手くいったようです。

一度沸騰したお湯にビックリ水(差し水)をして60度まで下げます。この中にとびこを入れ湯煎し、皮をとっていきます。

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