昆布といえば、くらこん(株式会社くらこん、大阪牧方)様と、僕の中で相場は決まっていて、うどん、そば、鍋、一品物、おつまみ、漬物とあらゆる場面でお世話になってきました。「塩こん部長」(商品名)のおかげです。特に、八面六臂の活躍をする塩昆布「塩こん部長」は完全にエリートビジネスマンですよね。しょっぱすぎず、甘すぎず、堅すぎず、昆布の旨味を巧みに生かした人情味溢れる味付けは、完全に「塩昆布界のスタンダード」と言っても過言ではないはず。そんな「塩こん部長」に挑戦してみます。名付けて「塩こん部下」(この歳で平社員とは...)。まぁ、冗談はその辺にして、なぜ今、塩昆布を作ろうと思ったのかですよね。実は以前「海の精株式会社」様の旨味溢れる商品「海の精あらしお」を検証させていただく機会がありまして、「この塩ならいけるんじゃないか?」と閃いた訳です。普段、昆布はだしを取った後、滑りを洗ってポリ袋に入れ冷凍庫にポンです。で、3回分くらい溜まったら昆布の佃煮にしちゃいます(いずれ紹介しますね)。塩昆布は当然「塩が命」ですから、精製塩で作りたくないな、と。塩昆布は佃煮と違って他の調味料でコントロールできないから、精製塩の尖った感じの塩味を抑えられないんです、「塩と砂糖」だけなので。今回は「昆布+海の精あら塩+自家製粉末中ザラメ」の組み合わせで、人生初の「塩昆布」を作りました。 で... いいじゃないですか! どうでしょう、部長?
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自家製塩昆布(塩こん部下)
だし引き後昆布150g(昆布でだしを引いたら、水で滑りをとりポリ袋などに入れて冷凍庫で保管しておきましょう)、煮汁(濃口醤油大1と1/2、きび糖小1(今回はミルで挽いた中ザラメ糖を使用、コクがある砂糖が良いです)、みりん小1、米酢小1)、海の精あらしお(にがりを含んだ粒子の細かい塩が良いです)小1、きび糖小1、仕上げ用きび糖小1
1:昆布を細切りにしておく。フライパンにアルミホイルを敷き、弱火から中火で煮汁と昆布を入れて炒り煮にする
2:水分を飛ばしながら、昆布を煮詰めていく(焦がさないように)
3:水分がなくなったら火を止めて予熱で乾燥させていく
4:鍋が冷めても昆布が湿った状態なら、そのまま少し加熱してすぐ火を止め、余熱で乾燥させていく。理想は半生状態
5:ボールに塩と砂糖を入れ混ぜ合わせ、昆布を投入しよく絡め、常温で一日おく
6:半生より乾燥した状態になったら、仕上げのきび糖をまぶして、完成