昆布といえば、くらこん(株式会社くらこん、大阪牧方)様と、僕の中で相場は決まっていて、うどん、そば、鍋、一品物、おつまみ、漬物とあらゆる場面でお世話になってきました。「塩こん部長」(商品名)のおかげです。特に、八面六臂の活躍をする塩昆布「塩こん部長」は完全にエリートビジネスマンですよね。しょっぱすぎず、甘すぎず、堅すぎず、昆布の旨味を巧みに生かした人情味溢れる味付けは、完全に「塩昆布界のスタンダード」と言っても過言ではないはず。そんな「塩こん部長」に挑戦してみます。名付けて「塩こん部下」(この歳で平社員とは...)。まぁ、冗談はその辺にして、なぜ今、塩昆布を作ろうと思ったのかですよね。実は以前「海の精株式会社」様の旨味溢れる商品「海の精あらしお」を検証させていただく機会がありまして、「この塩ならいけるんじゃないか?」と閃いた訳です。普段、昆布はだしを取った後、滑りを洗ってポリ袋に入れ冷凍庫にポンです。で、3回分くらい溜まったら昆布の佃煮にしちゃいます(いずれ紹介しますね)。塩昆布は当然「塩が命」ですから、精製塩で作りたくないな、と。塩昆布は佃煮と違って他の調味料でコントロールできないから、精製塩の尖った感じの塩味を抑えられないんです、「塩と砂糖」だけなので。今回は「昆布+海の精あら塩+自家製粉末中ザラメ」の組み合わせで、人生初の「塩昆布」を作りました。 で... いいじゃないですか! どうでしょう、部長?

ポイントは砂糖を3回に分けて加えること。煮込み、寝かし、仕上げで各1回ずつです。

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