寒いですね。当たり前なんですが、こんな時は身体を温めるような食事が恋しいものです。先月は鍋物なんかをいくつか紹介してみたんですけど、そればかりじゃちょいと寂しい。そこで、普段食べている料理の「ピリ辛、旨辛、激辛」なんてやってみたらマンネリ化しがちな日々の食事にメリハリつけられるんじゃないかと考えました。今回は以前始末のレシピで紹介した「お好み焼き」のピリ辛バーションです。覚えて欲しいのはソース。で、毎度の細かいポイントですが、粉の七味とコチュジャンで辛さに奥行きを出しています。七味は即効性があるので辛さがすぐやってくるんですが、持続性がないのでコチュジャンの「後から追いかけてくる辛さ」でそこを補っています。大したことではないんですが、お好み焼き屋さんにいくと通常ソースと辛いソースとが置いてあったりしますよね? イメージ的にはそんな感じです。別に「後からラー油とか七味とかかければいいじゃない?」と言ってしまえばそれまでなんですが、ひと手間かけてやると「後付けのプラス感」が消えて「自分が作り上げた達成感」が出てきます。食べてみたい、作ってみたいという気持ちが料理上手な人の原動力だと思います。

鰹粉と鰹節のダブル鰹ベースに、小麦とキャベツの甘さを紅生姜とピリ辛ソースが迎え撃つ、最後まで旨い、飽きないお好み焼き誕生です!

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