春のパン祭り開催を前にこの記事を「オートパーラー上尾」のオーナー様と同店を愛した皆様に捧げます。
17号沿いのオートレストラン「オートパーラー上尾」が2025年7月30日を持って閉店いたしました。懐かしい瓶ジュース、熱々のうどんやそば、そして唯一のコンビーフサンド。心細かった深夜の街道沿いに光を照らし続けた街道のオアシス。本当に今までありがとうございました。高度経済成長期を支え、デフレを乗り越え、コロナに耐え、胸を張り営業し続けてくれたその姿忘れません。たくさんの思い出を胸に最大のリスペクトを払って、コンビーフサンドを作らさせていただきます。

ハンバーガーでは味わえない牛肉の旨み、マスタードとバター(マーガリン?)のみで味つけられた潔いフィリングが熱々のトーストに挟まれて60秒で提供される奇跡。訪れるたびに必ず口にした「懐かしく、力強い上尾の名物サンド」、iketchはそんな思いを抱いていました。久しく訪れていなかった上尾。たまには覗いてみるかと思っていた矢先、ネットで事実を知りました。なんか、こう、すごく胸が締め付けられました。

「オーナーさん、お疲れ様でした。今まで本当にありがとうございました... 」
文字にするたびにPCの画面が涙で見えなくなりました。ありきたりの表現で言えば「時代」なんですよね。移り変わっていくものに適応していけなければ滅びます。後継者だって必要です。ソシャゲ前世の今ではみんなビデオゲームなんてしません。新しいタイプの自販機で美味しいフードだって買えます。だからなんなんですか? とiketchは思います。老兵が古い武器を手に戦い続けたその姿、しっかり目に焼き付けましょう。思いを継承していきましょう。今新しいものもやがて古くなる「時代」がきます。淘汰される日がやってきます。
大切なのはその時に誰が思いを馳せてくれるか。思いはちゃんと伝わりました。さぁ、前を向きましょう。
追記:
全然料理の解説ができませんでした。それぐらいショックだったんですね、iketchも。わかっていたことなのに。で、思いを込めました「オートパーラー上尾に捧ぐ、情熱のコンビーフサンド(カフェ仕様)」です!

たっぷりのコンビーフを混ぜ込んだオリジナルポテトサラダ。味付けはマヨネーズと粗挽きブラックペッパーでいきましょうか。バターの塗られたトーストに乗せたのはあと、レタスのみ。オーナーさん、これが僕が解釈した「コンビーフサンド」です。「思い」引き継いでいきますね。









